BPD家族会は、BPDについて家族どうしで情報交換や勉強を行う場です。 精神科医による講演会等も行っています。

12月16日(日)松本俊彦先生講演会あと3日!!

関東定例会の皆様

毎日寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

 

12月16日(日)松本俊彦先生の講演会がまもなく開催されます。

 

2・3年前の関東の定例会では薬に関するご質問が非常に多かったのですが

ここ最近、薬に関する質問がめっきり減ってきました。

その理由はいくつかあると思いますが、

感情が高まり強い衝動性にかられる時には薬はとても役に立つと思います。

ふさわしい時に処方し、薬を飲むことで安定を取り戻す大きな助けとなります。

しかしBPD障害は主に「対応法を習得」することが寛解には

必須であることを家族の認識も深まってきたのかもしれません。

 

この時期に何故松本俊彦先生をお招きしたのか・・・

実は理由があります。

 

10月~徐々にBPD障害の方々の症状が悪化する傾向があり

ピークは12月~2月が「死」を強く意識しだす時期でもあるからです。

 

今年も間もなく終わる・・・でも、自分は何も変わっていない・・・

周囲は幸せに結婚し、子育てに励み、卒業される方は就職が決まり

新たな人生を歩んでいる、学生であれば学業に専念し

目標を持って取り組んでいるのに「自分は何をやっているのだろう・・・」

そういった虚しい感情に襲われる時期でもあるのです。

 

そのため、毎年この時期になると「自殺率」も高まる時期なのです。

そのため、家族は一層目が離せない状況になり

BPD当事者の感情の波に振りまわされ、疲れきってしまう時期でもあります。

 

OD(過剰服薬)=アディクション(依存)は

リストカット、買い物依存・過食嘔吐・ギャンブル・性関係・アルコール等・・・同じアディクションです。

なので、ODは無くても他のアディクション行動にお困りの方々には

是非このプログラムに参加することをお勧めしたいと思っています。

 

もちろん、年末にかけて忙しくなってくるかもしれませんが、

参加して損はないと思います。

また、冒頭でもふれたようにBPD当事者の調子が「悪い」時期でもあるので

家族がなかなか家を空けることができないといった現状もあるかもしれません。

 

この数カ月を無事に乗り切るために、大切なスキルを学んで

備えをしていただければと思っています。

 

幸い、お座席をご用意することができます。

ギリギリになって申込みが殺到する場合がありますので、お早目のご予約お待ちしております。

 

また、懇親会も予定しています。

参加を希望される方は是非、事務局に連絡をしていただければと思います。

 

皆様のお越しを心からお待ちしております。

 

BPD家族会代表 奥野栄子

 

 

 

 

 

 

 

 

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