【関東】2月11日〔定例会〕基礎クラス 会場/セシオン杉並=開催終了
継続して受講いただくことでBPDへの理解がより深まり、ご自身の気づきにもつながる「〔定例会〕基礎クラス」。次回は、2月11日(土・祝)に「セシオン杉並」(東京都杉並区:東京メトロ丸の内線 東高円寺駅最寄り)での開催が決定いたしました!
この回の〔定例会〕基礎クラスより、ご家族が影響を受けている可能性のある「罪悪感・恐怖感・絶望感」をテーマにした新しい内容をお届けいたします。
●いつも子どもに親の育て方が悪いから自分はこうなってしまった! 責任を取れ! と言い続けられることで、罪悪感に押しつぶされそうになっている方。
●当事者とちゃんと向き合いたいけど、向き合えない、向き合いたくない自分がいる。
●頭ではダメだと判っているけれど、どうしても本人のいいなりになってしまう!
●当事者が怒りだすと考えるだけで足がすくんで何もできなくなってしまう!
●何をやっても「無理・無駄」だと思えて涙が止まらず、絶望感に苛まれている方。
――皆さんは、こんな感情といつも闘っていませんか?
BPDを支える家族のこれらの感情の背後にある、「罪悪感・恐怖感・絶望感」といった困難な感情によって「あなた自身」の思考や行動が大きな影響を受けている可能性があります。そこで、〔定例会〕基礎クラスでは、「家族自身の困難な感情に対処する」3回シリーズを開催して参りたいと思います。2月11日(土・祝)は、第1回として「罪悪感という困難な感情にどのように対処するか」を開催いたします。ふるってご参加下さい。
BPD家族会 代表 奥野栄子
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【概要】〔定例会〕基礎クラス
【日時】
2月11日(土) 13:30〜17:00 (受付 13:00~ 家族会ルール説明 13:25~)
【内容】 ※従来よりも時間枠を拡大し、13:30スタートとなっておりますのでご注意ください。
◆第1部 『基礎講座』 13:30~15:00
講師:奥野栄子(BPD家族会 代表)
タイトル:~家族自身の困難な感情に対処する~(1)
「罪悪感という困難な感情にどのように対処するか」
<休憩10分>
◆第2部 『オープンダイアローグ』 15:10~17:00
3~5人の小グループに分かれて、お一人2~3分程度の持ち時間で対話していただきます。その後、対話の内容についての感想を話し合う時間もございます。詳細は開始前にご説明します。
※『オープンダイアローグ』に関しては、本記事後半の解説をご確認ください。
【会場】
東高円寺 セシオン杉並 第6集会室
(〒166-0011 杉並区梅里1丁目22番32号)
★詳細は、下記をクリックして地図をご確認ください。
<アクセス>
東京メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」 徒歩5分
都営・京王バス(阿佐ケ谷駅・渋谷駅間、渋66)で「セシオン杉並前」下車 徒歩2分
【受講料】
基礎クラス受講料 2,000円
※当日、受付時に現金でお支払いください。
【申込み方法】
下記の「必要事項」をご記入の上、必ずメールでお申込みください。
〔メール件名〕
・2月11日 関東 基礎クラス 参加希望 ・・・(お名前)
〔メール文面〕
・「2月11日 関東 基礎クラス 参加希望」と明記してください。
・申込み者のお名前(必ずご記入下さい。ペンネーム可)⇒同じアルファベットの方がいらっしゃるのでイニシャル不可でお願いします
・申込み者の立場(例・母、父、妹、娘、叔母、パートナー、上司、専門家<医師、看護師、心理士、福祉士、弁護士、教員など>)
・当事者の立場(例・娘、息子、母、パートナー、部下など)
・予備のメールアドレス ⇒初めて申込まれる方で他のメールアドレスをお持ちの場合は、念のためご記入ください。特にスマホからメールをお送りいただく方はメールトラブルが多いため、できる限りパソコンからお送りいただければと存じます
●事務局がお申込みメールを受け取り、参加可能の場合はメールを返信いたしますので、そのメールを受信されたら申込み完了(参加可能)となります。
●事務局からのメールが届かない場合は、申込み登録がされておりませんのでご注意ください。定員数に達している場合は、キャンセル待ち登録となり、当選の場合は開催前日、前々日に参加可能のメールをさしあげます。事務局からメールが届かない場合は参加できませんので、ご了承ください。
【参加対象者】
●BPD、および感情調節困難、摂食障害、自傷・依存、引きこもりなどの問題を抱える当事者を支援している立場の方=家族・パートナー・上司・専門家(医師、看護師、心理士、福祉士、弁護士、教員など)
*当事者の参加はご遠慮ください。
【キャンセルについて】
●キャンセル、欠席の場合は、いかなる理由があっても受講料の全額を銀行振込でお支払いいただきます。振込手数料をご負担ください。
●ただし、キャンセル可能期日までにメールでご連絡いただいた場合のみ、無料でキャンセル可能です。2月4日(土)23:59メール着信まで受付。2月5日(日)以降のキャンセルは全額負担となります。
●欠席される場合は、キャンセル可能期日を過ぎていても、必ずご連絡ください。
●一旦お支払いいただいた受講料の返却、および他のクラスの受講料への振り替えはできません。
【受講システムについて】
初めて参加される方は、下記をクリックして受講システムをご確認ください。
「実践クラスA、B」「定例講演会」「定例企画」などの定例会(「特別講演会」「特別企画」を除く)は「〔定例会〕基礎クラス」を受講された方が対象となりますので、ご検討中の方はぜひご参加ください。
【申込み受付 事務局メールアドレス】
※BPD家族会定例会のお申込みはメールのみとなっております。電話/FAX/郵便によるお問い合わせお申込みを受け付けておりません。ご了承ください。
お申込みをされたご家族の皆様、お気をつけてお越しください!
BPD家族会 代表 奥野栄子
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応答されることが治癒につながる「開かれた対話」...
『オープンダイアローグ』とは?
会話をするだけで、薬を飲まなくても、精神疾患(障害)がかなりの確率で回復するといわれる、フィンランド発の精神療法。1980年代から西ラップランドにあるケロプダス病院で行われている「家族療法」のひとつです。患者やその家族から電話を受けると、24時間以内に治療チームを組んで訪問し、ミーティングを行います。場所は主に患者の自宅。参加者は、患者本人とその家族、親戚、医師、看護師、心理士、現担当医など、患者に関わる重要な人なら誰でもOKです。
――― そこで行われるのは、まさに「開かれた対話」。
輪になって座り、あらゆる発言が許容され、傾聴され、応答されることで会話をつなげていきます。また薬物治療も入院も、必要に応じておこなう柔軟さがあり、そういう意味でもオープンです。
●対話の時間は長くても1時間半くらいで、無理に結論を出すことはない。
●すべての参加者は平等で、専門家が指示して患者が従う、といった上下関係はつくらない。
●患者本人がいないところでは何も決定しない。薬物治療や入院についても、本人を含む全員が出席したところで話し合う。
●危機が解消するまで、通常は10~12日間、毎日のように行われる。
★BPD家族会で行われる『オープンダイアローグ』は、上記の手法を参考にして、参加されるご家族の皆さまによる、ご家族の立場での「開かれた対話」を行います。徹底した守秘義務の元に開催されておりますのでご安心ください。