日本人向けの家族のためのＢＰＤ対応マニュアルブック制作予定！アンケートにご協力ください。
家族の皆様へ
この度、ＢＰＤ家族会は顧問医師である黒田章史先生と
共同作業で日本初！日本人向けの家族のためのＢＰＤ対応マニュアルブック
を作成することとなりました。
数々のＢＰＤに関する書籍は出版されています。
もちろん、素晴らしく翻訳された書籍もたくさん出版されていますし、
私も随分とお世話になっています。
しかし、その一方で
外国からの翻訳が基となっているため、日本人にはあまり通用しないのではないか？？？
そのような感想や意見を実際、多く耳にします。
ＢＰＤに関する日本の医療の現状。
日本特有な社会的要因によりＢＰＤ症状はどのように影響受けているのか？
代表的な心理療法、精神分析は当事者や家族にどのように悪影響を及ぼしているか？
また、多くはＢＰＤに関する間違ったスキルやテクニックが教えられているのが日本治療の現状です。
(数少ない治療法の中には良心的なものも存在しますが、
多くの埋もれた情報の中から探しださなければなりません)
そのため、ＢＰＤと過ごす家族は日々悪戦苦闘強いられています。
日本の医療では、当事者と医療との間には守秘義務があるため、
一番身近に関わっている家族の意見がないがしろされています。
実はＢＰＤ治療は家族が上手く関わることで寛解につながると黒田医師は述べています。
しかし、治療の現状は家族は障害に関する情報はほぼ聞かされていないにもかかわらず
全てＢＰＤ当事者の世話やＢＰＤ患者が起こした問題やトラブルのしりぬぐいをするのは
家族に強いられており、ＢＰＤ当事者の激しい感情に常に振り回され、先の将来に不安を抱え
日々怯えながら過ごしています。
そこで、私たちはこれまで家族会に
ご参加いただいたご家族の悩みと家族の望みや希望を調査しそれを集計して
黒田先生が長年積み重ねてきた臨床を基に
日本人向けの対応法マニュアルブックを作成することとなりました。
このマニュアルブックを完成させるためには皆様のご協力がなければ
決して完成させることはできません。
それで、是非ご家族の皆様にアンケートのご協力をお願い致します。
アンケート用紙は４枚です。
アンケートの回答はなるべく具体的にお答えいただきたいと思います。
そのため、アンケートのご記入には多少お時間がかかります。
定例会でアンケート・封筒・切手・を皆様にお配りします。
自宅に持ち帰り、アンケートをご記入ください。
ご記入いただいたアンケートはお渡しした封筒に切手を貼って
下記の住所にお送り下さい。
〒１６７－００５１
杉並区荻窪５－１６－５エルシオン荻窪１０４号室
黒田クリニック
名前 黒田 章史
皆様のアンケートが届きましたら、アンケートを集計し
そこから、家族の必要とするもの調査し、分析し、対応法をまとめてゆきます。
書籍作りの近況報告を度々ＨＰでお伝えしてゆきますので
楽しみにしていてくださいね！
また、次回の家族会にご持参することが難しい方・なかなか家族会にお越しになれない方・
しばらく家族会に足を運ぶ機会がなかった方に、
パソコンからアンケートを添付ファイルでお送りすることもできますので
こちらから、メールをお送りさせていただきます。
パソコンからのアンケートにご協力いただける方はお手間お掛けしますが
家族会事務局からメールが届きましたら、アンケートにご協力いただける方は
ご返信ください。了解をいただいた方に、アンケートファイルをお送りさせていただきます。
(注意点)
ただし注意しなければならないのは、パソコンだと当事者に見られる可能性がありますので、
安全のもと管理できる方に限らせていただきます。
医療に対する期待や希望など、次々と意見が出てくる場合があります。
また、新たに書き添えたいこともあるかもしれないので
アンケートはお一人様何回でも回答することが可能とさせていただきます。
もし、何度もお答えすることを望まない方はアンケートを事務係までご返却下さい。
準備が間に合うようであれば、
アンケートは６月１５日(土)の定例会からスタート致します。
これまで数十年間ＢＰＤ障害で苦しんでこられたご家族の皆様
ここで私たちのできることから始めてみませんか！
家族の真髄となる確かな情報を基に作成された
ＢＰＤ対応マニュアルブックが当事者やご家族だけでなく
ＢＰＤ治療に困難を感じている専門家の治療にもお役に立てて
いただけることを願ってやみません。
(お約束)
個人情報は必ず安全にお守りします。
無記名を希望されるかたは無記名でご提出いただけます。
皆様の寛大なご協力に前もって心から感謝を申し上げます。
皆様にとって一日でも早く、笑って過ごせる日が来ることを願っています。
ＢＰＤ家族会 代表 奥野栄子
