2013年5月アーカイブ

7月14日(日) 林直樹先生講演会

林直樹先生の講演会を開催いたします。

☆ 林直樹先生のご紹介

    1980年 東京大学医学部卒業

    1986年 都立松沢病院精神科

    1998年 東京都精神医学総合研究所 精神病理(精神分裂病)研究部門

    都立松沢病院院長、東京医科歯科大学医学部臨床教授、

    東京大学教育学部客員教授、東京都精神医学総合研究所客員研究員
     
    現在、帝京大学付属病院 メンタルヘルス科 病院教授

著書

    『境界例の精神病理と精神療法』金剛出版(1990

    『人格障害の臨床評価と治療』金剛出版(2002

    『パーソナリティ障害 ーいかに捉え、いかに対応するか』新興医学出版社(2005

    『パーソナリティ障害とむきあう―社会・文化現象と精神科臨床』日本評論社(2007

    『リストカット・自傷行為のことがよくわかる本』(2008

    『よくわかる境界性パーソナリティ障害 』主婦の友社(2011

 

「BPD家族の置かれた状況をテーマに講演会を開催いたします。


    昨年末から年明けにかけて、家族会の皆様にご協力いただきました

「アンケート調査」の所見や海外調査をもとに、講演をしていただきます。


    当事者を支える、私達家族は「負担を強いられ」

「疎外感」と「罪悪感」に苦しんでいます。

正に、家族の健康が脅かされているのです。

解決困難な問題を抱えたままで、「家族の健康が大切」と言う言葉は

「的が外れている!」という思いを抱くご家族も多いと思います。

だからこそ「御家族自身」を知り感じる事は大切だと思います。

「苦しい!嫌だ!辛い!」私達家族も当事者と同じ思いを感じています。

今回は長年、BPDの治療に携わっていらっしゃる林先生より

私達家族の現状について講演いただき、家族の健康についてご一緒に考えてみませんか?

 

日 時    714日 日曜日 14時~17

場 所    竹橋の「ちよだプラットフォームスクエア」 501502号室

地 図    http://www.yamori.jp/modules/tinyd2/index.php?id=10 

交 通    地下鉄東西線竹橋駅3b出口・徒歩5分

参加費    3,000


★講演会終了後、林先生を囲んで懇親会を開催いたします。

 先生を囲んで、家族の労苦を労う会に致しましょう!

 皆様のご参加をお待ちしています。(会場未定)


 参加申込は事務局メール(bpdfajimu@yahoo.co.jp)までメールでご連絡ください。

申込は、申込順で受け付けています。

申込が多数の場合はお断りする場合もあります。

キャンセルする場合も、必ずメールでご連絡ください。

一人でも多くのご家族の方が参加できるようご配慮おねがいいたします。

家族会事務局

関東定例会にご参加の皆様へ

 

5月26日 (日) は黒田先生の心理教室第12回目となります。

今回のテーマは「社会生活どのように復帰するか?」」がテーマとなっています。

 

BPD症状で(衝動的な行動に悩まされている・自傷行為・引きこもり・社会生活・

学校生活が営めないもしくは、長続きしないなど・・)

多くのご両親やパートナーやご兄弟・ご友人の立場である

ご家族にとって、当事者の将来どうなるのだろうか?

ちゃんと独り立ちできるのだろうか?

と心配していらっしゃる方も多いと思います。

 

また、BPDの特徴には、上記の点と一見全く違うように見えるような症状

社会生活はできている!

仕事もきちんとこなしている!

人からも信頼されている!

でも、家に帰ると「別の顔がある」

身近で親しい人にしか見せない「暴言・暴力・暴れる・泣きわめくなどの行為」

がある!と感じていらっしゃる方も大勢いらっしゃると思います。

 

では、どちらがBPDなの?

 

答えは、どちらもBPDなのです。

 

仕事ができる人もBPD。

仕事ができない、もしくは長続きがしないのもBPDなのです。

 

では、共通点は何か?

「対人関係が営めない」=「社会生活が営めない」

 

そもそも「生活」という意味から考えてみましょう。

 

生活という意味には、人が生きている限り、その命を維持し、育むために

行っている必要不可欠な活動のことです。

それは、基礎となる「衣食住」だけではありません。

日常生活動作(働くこと、余暇を営むこと、コミュニケーション)も含まれます。

つまり、職業生活と私的生活と社会的生活といった分野にまたがる

全てのことが含まれるます。

(家の外でも、家の中でも、全て人と人とのつながりがあります

 

一見社会で人と上手くやっていそうに見えても、それは表面の顔の部分で

あることが多く、完璧主義者(BPDで表現するとすれば白黒思考)

で実は劣等感の塊で、表面的には尊大な態度に見えるかもしれませんが、

実は内心は常に怯え、自尊心がありません。

(だいいち、本当に自尊心がある人は人を大切にしますし、

周囲と共に活動を楽しみます・・・また、自慢もしません。嫉妬深くもありません。)

ですから、劣等感の苦痛から解放するために、身近な親しい人間である

家族にあたることで、その苦しみから一時解放することができます。

(あたる方法は様々です。暴言・暴力だけがあたる行為ではありません。

自傷行為で家族を不安にさせる行為・脅し・脅迫・泣く・あばれるなど・・も)

周囲を困らせる・不安にさせる・恐怖にさせる行為は全て「あたる行為」

と言えます。

 

つまり、仕事ができて、頭が良く、外面的に良い人が(健康とは言えません)

日常生活と極端にバランスが欠けているならば、

ちゃんと「社会生活」を営めているとは言えないということです。

しかしそれは、

完璧に社会生活をこなすということではなく、時には対人関係で問題が起きても

全体的に(バランスよく)上手に生活を送り、家族や友人や会社の仲間に対しても

道理にかなった範囲で生活を営める人が「健康的な社会生活を営めている」

といえます。

 

それでもう一度、黒田先生の心理教室で扱う タイトルに注目してください。

「社会生活どのように復帰するか?」

あなたのBPDの人は生活をちゃんと営めていますか?

是非振り返りをしていただきたいと思います。

 

もしかしたら、仕事ができているから大丈夫!問題ない!

問題なのは、家族間の人間関係だけだから・・・・

そう感じている方はいらっしゃいませんか?

 

ひきこもって社会生活を営めないBPDの方や、

仕事場では上手く営めても、お家の中で上手く営めない

BPDの方であるならば、

今回黒田先生がお話して下さるテーマは「全て」に関連します。

 

黒田先生はBPDの方の治療の最大ポイントは

「人から嫌なことを頼まれた時には、ちゃんとやれるようになること。

嫌なことをされた時に正しく振る舞えるようになること。」

が治療の最大なポイントです。

 

つまり、人とのつながりが大切にできるようになることがゴールです。

「人」には、もちろん家族も含まれるのです。

 

是非、それぞれの立場の方々がこの心理教室から学んでいただきたいと

思っております。皆様のお越しを心からお待ちしております。

 

BPD家族会代表 奥野栄子

 

 

 

 

 

 

 

 

6月15日(土)に開催いたします

「BPDより回復した当事者の体験特別プログラム」


ご家族である当事者の方とご一緒に参加を希望される方は

下記の「注意点」を、良くお読みください。

「注意点」をご理解いただき、ご協力いただける方のみ

当事者の方とご一緒にプログラムにご参加いただけます。


「ご注意点」

 当事者の方の状態が1年以上安定している

 症状が不安定になった場合や、

  ご参加中に不安定になった場合でも自己管理できる

 必ず家族と一緒に参加する

 万が一、定例会で体調が悪くなったり

  暴言、怒りが生じる場合はすみやかに退室する


上記をお読みいただき、お申し込みのメールには

★ 当事者ご同伴と必ずお書き添えください。


又、月例会や講演会において

個人情報、プライバシー保護のため

録音は固くお断りいたします

もし、発覚した場合は「罰則金」をご請求いたします。


家族会事務局



6月15日(土)

 ★「BPDより回復した当事者の体験特別プログラム」開催

 

昨年5月6日に家族会にお越し頂いた

「今井香織さん」に再度お越しいただきます。

 

BPDから回復した「今井さん」です。

ご自身の体験やお気持ちを伺うことは

私達、家族に多くの「気づき」をもたらしてくれると思います。

 

「今井香織さんから家族会の皆様にお手紙を頂戴いたしました」

 

こんにちは。

昨年5月に家族会でBPD当事者としてお話しさせていただきました今井香織です。

今年も6月にお話しさせていただくことになりました。

今年は「BPDからの回復」をテーマにお話し出来たらいいなと思っています。
私は今年の2月に車の免許が取れました!

まさか自分が車を運転しているなんて信じられません。

(でも運転は好きじゃないです)
通信制高校も今年いっぱいで卒業できる予定です。

(長かった...

日本画も自分と葛藤しながらも続けています。

(バイトは続けられませんでした...

毎日がちゃんと過ごせること、

BPDに振り回されずに過ごせることが本当に幸せです。

BPDからの回復は不可能じゃない、と私は身を持って感じています。

その思いが少しでも伝わるように頑張りたいと思います。
6
月の家族会に参加できることが今からとても楽しみです。

今年もよろしくお願いします。      今井香織

 

多くのご家族皆様にご参加いただきたく、企画いたしました。

 

皆様のお申し込みをお待ちしています。

 

 

日 時    615日 土曜日 14時~17

 

場 所    竹橋の「ちよだプラットフォームスクエア」 302号室

 

地 図    http://www.yamori.jp/modules/tinyd2/index.php?id=10 

 

交 通    地下鉄東西線竹橋駅3b出口・徒歩5分

 

参加費    2,500

 

参加申込は事務局メール(bpdfajimu@yahoo.co.jp)までメールでご連絡ください。

 

月例会終了後、お茶会を予定しています。

 

お茶会にもご希望される方は、月例会申し込みと同時に

 

月例会&お茶会出席とご記入の上お申し込み下さい。

 

皆様のお越しを心よりお待ちしております


家族会事務局

5月12日の定例会にお申込みされた皆様へ

 

ご連絡が大変遅くなってしまいました。

プログラムの内容を提示していないにも

かかわらず積極的な参加申込をいただきまして

ありがとうございました。

 

12日の1時間目は

これまで皆さまからご協力いただいたアンケートで

「さらに知りたいこと」の質問欄に多くの方々は

BPDの高機能と低機能の違いについて知りたいという

ご意見がありました。

 

定例会でも少しとりあげたいと思いますが

実は私たちが知る専門家の先生方にご意見を伺ったのですが

高機能と低機能の違いに関してあまり重視しておられないようです。

しかし、関わるご家族や勉強中のご家族側からすれば

高・低には「大きな違いがある」もしくは「全然違う病気」なのではないか?

大勢の方々はそう感じていらっしゃるのではないでしょうか?

 

しかし、BPDの特徴を良く理解し、個々の当事者に照らしてみると

やはりBPDの症状は基本 「中身は同じである」ということに気づきます。

皆様のケースを話の中で取り上げ、皆さんと話し合いながら

BPD症状の本質の部分について検討してゆきたいと思っております。

 

そして

2時間目・3時間目は

グループワークとなります。

グループワークのイメージがつかない方もいらっしゃると思いますので

ご説明いたします。

 

まず、家族会の目的は、

困難な状況でお困りになっておられる方々が集まり

互いに情報交換をし、励まし、支え合いながら、

自らの力と活力を取り戻し、そこから自立して対応してゆける

技術を身につけ力をつけていただくことが目的です。

 

黒田先生の心理教室ではBPDに関する専門的なスキルを学び

対応法についても学びます。

黒田先生は常に、当事者に感情をコントロールされるのではなく

家族が当事者の感情をコントロールしてあげなければいけないと学んでいます。

 

心理教室では、ケースなどとりあげていただき大変分かりやすい

お話をしてくださっています。

しかし、いざ自分たちが家でそのスキルを実践しようとすると

「さて?どうすればいいのか?わからない???」

「怖くてとても実践できない?」「専門家が近くにいないため治療ができない」

そう感じていらっしゃるかもしれません。

 

そうした不安な気持ちを誰かに話したいけれど、心理教室では40名~50名の参加者が

いるので、質問することもできず、話をする機会もなく、

悶々とした状態を抱えたままになっていらっしゃる方もいらっしゃると思います。

 

そのような問題を解消する「助け」となるのが

まさにグループワークなのです。

 

グループワークは仲間からの話を聴くことで

多くの「気づき」や「学び」が得られ、個々に応じた実践、応用を習得してゆきます。

もちろん一回きりの参加で習得することは難しいかもしれませんが

グループワークに参加することで着実に実力をつけてこられた方々も大勢

いらっしゃいます。

また、個々の人たちが話す場でもあるので

(話したくない方は参加のみでもかまいません)

「発見」「安らぎ」「強さ」「勇気」「学び」を体験していただけます。

 

専門家の先生方による教育プログラムを開催することが多かったので

グループワークの機会がめっきり減ってしまいました。

是非グループワークに大勢の方々が積極的に参加していただいて

受身だけの学びでなく、さらに一歩足を踏み出して実践する力を

身につけていただけるような学びをしていただければと思っております。

 

生の現場ですから、その場で提出された課題や参加者の立場や

最近BPDを知った方と、随分前からBPDについて知っておられる

方によって扱われる話の内容も違ってくる場合があります。

そこがまた、グループワークの良さでもあるのではないかと思っています。

 

それでは、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

お逢いできることを楽しみにしております。

 

BPD家族会代表 奥野栄子 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

526日(日曜日) 

★ 「社会生活にどのように復帰するか?」がテーマです。

 

 黒田先生の心理教育教室は12回目となります。

 

 「病状が安定し、学校や仕事に就学・就労をする時期が来たけれど、

  どのようにして社会生活に入っていけばよいのか???」

 

 ・引きこもりの時期が長かった・・・

 ・一度も就労したことがない!

 ・アルバイトはするけど、長続きしたことがない!

・本人は意欲があるんだけど?

・結婚・出産が近い・・・

 

 病状が安定し、対人関係も維持できるようになってきた。

 けど、どうやって社会生活に入っていけばよいのか?

 家族はどのようにサポートしてよいのか?

 「励ます」「肩代わりする」ことだけが支援ではありません。

 

 家族が直面する、避けて通れない問題に焦点を当てて

 黒田先生に講義をお願いいたします。

 

 皆様のお申込みをお待ちしています。 

   

日 時    526日 日曜日 14時~17

 

場 所    竹橋の「ちよだプラットフォームスクエア」 501502号室

 

地 図    http://www.yamori.jp/modules/tinyd2/index.php?id=10 

 

交 通    地下鉄東西線竹橋駅3b出口・徒歩5分

 

参加費    2,000

 

参加申込は事務局メール(bpdfajimu@yahoo.co.jp)までメールでご連絡ください。

毎回、黒田先生の心理教育講座には多くの方のお申込みを頂いています。
申込が多数の場合はお断りする場合がございます。
キャンセルする場合も、必ずメールでご連絡ください。

一人でも多くのご家族の方が参加できるようご配慮おねがいいたします。

家族会事務局

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