最新のBPDの理解についてあつかわれます。
BPDに関する捉え方は年ごとに変化しております。
最新の知識を学び対応に備えておくことが当時者さまとの関係を
安定させる「かぎ」となります。病院で行なわれる診察で、話す時間や
説明を受ける時間に限りがあります。家族会では直接先生のお話をお聞き
できることや、質問ができますので、是非この機会を活用してお越し
いただければと思います。また、林先生はご多忙のため、
ご講演していただくのは1年に1度となりますので、次回の講演会は
1年後となってしまいますので、ご検討中の方はご連絡下さい。
特別講演会
日付:9月17日(月・祝)
時間:14:00〜17:00
会場:セシオン杉並 第9集会室
講師:帝京大学病院 林直樹教授
講演テーマ 「2018年 BPDはどうなっている?」
〜さまざまな考え方とその対応・治療〜
質疑応答 リフレクティング 参加者全員参加
参加費:お一人さま 3,000円
参加費は振込みとなります。申込みから1週間以内にお申込み下さい。
ご入金いただけていない場合は他のご家族にお座席をお譲りさせて
頂きます。
アクセス:丸ノ内線 東高円寺駅下車 徒歩5分
新宿駅西口 新代田駅行き(新91)都営バス
セシオン杉並前下車 徒歩3分
お申込みメール記載内容
メール件名 関東定例会 ○月○日参加希望 林直樹教授講演会
申込者の立場(例・母・父・パートナー・上司・専門家等)
当時者の立場(例・娘・息子・親・パートナー・部下・等)
参加人数
*当時者さまのご参加は受付ておりません。
プロフィール
1980-1986 東大分院神経科
1986-2013 都立松沢病院もしくは東京都精神医学総合研究所
2013- 帝京大学附属病院メンタルヘルス科
研究キーワード
パーソナリティ障害(2) ,
自傷行為(5) ,
統合失調症(238),
妄想(1) ,
認知療法(6) ,
対処行動(4) ,
心理社会的治療(1) ,
幻聴(6) ,
プライマリケア(36) 危険因子(16) ,
高齢者(453) ,
評価尺度(5) ,
自殺未遂(1) ,
自殺(33
現在
帝京大学医学部附属病院 教授 精神神経科学講座 教授
2013年4月
-
2015年3月
帝京大学医学部附属病院 精神神経科学講座 病院教授
2002年4月
-
2013年3月
都立松沢病院 精神科 2002.7より部長
2007年4月
-
2010年3月
東京大学 教育学部 客員教授
1998年4月
-
2002年3月
東京都医学研究機構 副参事研究員
学歴
1976年4月
-
1980年3月
東京大学 医学部 医学科
1974年4月
-
1976年3月
東京大学 理科III類
境界性パーソナリティ障害(BPD)患者の家族の負担とその支援
林 直樹
帝京医学雑誌 40(2) 55-64 2017年3月 [査読有り][招待有り]
境界性パーソナリティ障害(Borderline Personality Disorder(BPD))は、対人関係や感情の不安定性、衝動的行動を基本的特徴とする精神障害であり、その患者は、しばしば家族を感情的に巻き込み、家族関係に強い不安・緊張を引き起こす。本稿では、わが国でのBPD患者の家族への支援に資するという目的のため、まず、BPD患者の家族、特に親とパートナーのおかれた状況や家族関係についての研究が概観され、次いで家族への介入・治療についての文献が展望された。その家族は、もともと養育...