2020年9月アーカイブ


この度、林直樹先生のご講演は「延期」となりました。

林直樹先生の講演会を大変心待ちにしてくださっていた
ご家族の皆様大変申し訳ございません。

話し合いの結果
改めてコロナ禍が安定した頃に開催する運びとなりました。

林直樹先生と直接お会いして聴講したい!
直接質問をしたい!というご家族のご要望に応じたかったのですが、
現在コロナ禍がまだ続いているため、皆様の安全を第一に考慮しな
ければならず、会場による講演会は行わず、
リモートによる開催でご参加をご検討いただいております。

リモートの設定に自信がないという方もいらっしゃり
参加したくても参加できないというご家族の皆様には
大変ご不便をおかけしています。

家族会としては一人でも多くの方に林直樹先生のお話を聞いていただきたいと
思っております。
今後もご家族の皆様が安心してリモート設定できるようにお手伝いさせていただきます。

改めて林直樹先生の講演会の日程が決まりましたら「お知らせ欄」に掲載させていただきます。
今後とも引き続きご支援賜わりますようよろしくお願い致します。

bpd家族会代表 奥野栄子

*「コロナ禍の影響を考慮して延期となりました。改めて、林直樹先生の講演会日程をお知らせさせていただきます」
日付 10月17日(土)「延期」
開場13 :45〜
時間14:00〜17:00 

前半 講演会
テーマ「決まり次第掲載」
今bpdはどうなっているのか?
今後のbpdの行方は?
bpdとはどんな病気なの?それとも性格なの?
家族はどう対応すればいいの?
bpdは発達障害なの?
bpdの人はなぜいつも怒ったりするの?

質疑応答
お一人お一人の抱えている問題について
先生から直接お答えいただきます

*林直樹先生は現在bpdの臨床医として数少ない治療者です。
 直接お目にかかることが難しいことや
 治療現場で聞けないことを家族会でお答えいただくことが
 可能です。この機会にご質問にお答えいただきましょう!

10分休憩

後半 質疑応答


参加費 お一人さま 4.000円(スペシャル講座)+2.000円[定例会]    
          定例会は25日に開催予定となっています。
          合計6.000円

申込み受付メールアドレス
bpdfajimu@yahoo.co.jp


参加条件 
家族・パートナ・専門家・遠方にお住まいの方もご参加できます。
*当事者の皆様はご参加することができません*

後半は質疑応答の時間となります。
前もって質問を準備しておいてください。
円滑に質疑を進めることができますので
参加者の皆様が先生にご質問することができます。
お一人様1問の質問とさせていただきます。
参加者同士の質問からも参考になる答えや対応法を学ぶことができます。
スペシャル講座は定例会とセットとなっており、定例会にもご参加頂くことを
条件としております。
スペシャル講座と定例会は日付が別ですので、その点ご理解頂きますよう
お願い致します。
定例会は10/25(日)15:05~17:00に開催予定となっています。

林 直樹

プロフィール

林 直樹
氏名林 直樹 はやし なおき
職位科長
主任教授
専門分野精神病理
精神療法
精神科一般(特にパーソナリティ障害、気分障害、統合失調症)
所属学会・資格医学博士
精神保健指定医
精神保健判定医
日本精神神経学会 専門医・指導医
日本精神病理学会
日本社会精神学会
日本精神科診断学会
日本外来精神医療学会
日本統合失調症学会
日本うつ病学会
日本司法精神医学会
日本サイコセラピー学会


     
     
       

9/27WEB講座&定例会のお知らせ

web講座&定例会を連続受講の皆さまへ


9/27(日) Web講座&定例会が開催されます。

今回もオンライン開催で画面を通してですが、皆様にお会いできることを楽しみにしております。


連続申し込みをされている皆様は、出欠の連絡を事務局までお願い致します。


また、下記の点をご確認ください。


✳︎時間
 Web講座 13:00〜15:00
 定例会  15:10〜17:00(延長あり・途中退出可能)

✳︎内容
 WEB講座 第六回 発達障害と人格障害 ADHDのAC
 定例会 CRAFT ワーク4  p6、7「1週間にどれくらいのペースで?」
  ※定例会のCRAFTのワークに関しましては事前に課題に取り組んできてください。
   当日グループでシェアして頂きます。



ネット上のルール事項
*全て守秘義務となります。
*申込者のみ参加となります。申し込みのない方の参加はできません。
*録音・録画は一切お断りしています。守秘を守れないことがわかった場合は
 ご家族と家族会の安全を検討し法的手段を取らせていただきます。





9月21日に開催されるスペシャル講座のお知らせです。

今回は、国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
精神保健研究所 薬物依存研究部 部長
病院 薬物依存症センター センター長
松本俊彦先生の講演をオンラインでお聞きすることができます。

ぜひご参加ください!

この度は依存・共依存をテーマにして考えます。
bpd当事者と家族間にも深い共依存が関係しています。

アルコール・借金・OD・自傷・ギャンブル・薬物・性依存・
ネット依存・その他

家族が陥る「イネブリング」について考えます。

*スペシャル講座は9月21日 12:00まで受付いたします*
オンライン講座となりますのでzoom登録が必要です。
安全管理のため「ID・パスワード」による対応はしていません。
zoomで登録した個人のアカウント【メールアドレス]をお送りください。
受け取ったメールアドレスを家族会から招待メールをお送りします。
皆様のメールに家族会から招待メールを受け取りましたら
招待リンクをクリックして最終登録完了してください。
zoomチャット機能が開始できた状態で登録完了となります。
参加費のお振込は9月23日までに必ず完了していただきますよう
お願い致します。


下記の内容はハートネットワークにご出演された時の松本先生のコメントです。
"依存症"からの回復家族の苦しみと回復への道
そこで、孤立した家族を支援する上で必要な概念が、「共依存」と「イネイブリング」です。国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦さんに詳しくお聞きしました。

「家族に依存症の人が出ると、なんとかしようと常識的な親の愛情をもって動くなかで、どんどん家族が巻き込まれていく。そのなかで共依存という現象は見られます。ちょうどアルコールや薬物に依存している本人が、絶えずお酒や薬のことで頭がいっぱいなのと同じように、ご家族も『今頃あの子どうしているかしら、また薬を使っているのかしら』と頭から離れなくなる。それはある意味、ご本人と似ている。関係性の依存症。まさにその状態が共依存なのです。イネイブリングは、直訳すれば『尻拭い行動』です。1人暮らしするためにお金を出してあげたり、借金をなんとかしてあげようと肩代わりしてあげたり。こういったことは、結果だけを見ると本人が安心してお酒や薬物を使い続けることを支援していることになる。よかれと思って周囲がやる手助けが、結果的にどんどん本人の病気をこじらせる現象をイネイブリングといいます」(松本さん)
本人を支えるつもりが、依存症を支援することになる。しかし、孤立化した家族は、なかなかその事実に気付くことができません。本人や家族を、専門知識に基づいた医療につなげることが重要となります。

「突き放し」の意義と必要な支え

伏見さんが長男に行った「突き放し」。家族が共依存関係を断ち切り、本人に自覚を促して、回復につなげるための行動です。林さんも、依存症の子どもを自宅に入れないという厳しい「突き放し」を行いました。「医師と相談しながら、テント生活にするか、ダルクに行くかという選択を息子にやっと迫れた。そこから本人がダルクを選択してくれたんですね」(林さん)ダルクの施設に入ると決めたことで、ようやく回復への希望が見えたと言います。「送り迎えをしてくれるスタッフが回復4年の方で、そのとき初めて回復のモデルを見た。こんなにも回復できるんだ、ということを目の前にしたときに私たちも本当に生きる望みができたし、家族会やダルクに通うことはしなきゃいけないと」(林さん)「共依存」と「イネイブリング」の悪循環から抜け出すために、「突き放し」は有効な方法です。

しかし依存症からの回復には長い時間がかかるため、「突き放し続ける」ことは、家族だけの力では困難です。専門的な知識を持った人のサポートが必要だと、松本さんは言います。

「突き放しには、常識とはちょっと違う対応が必要です。『子どもを見捨てるために突き放しているわけではなく、依存症と戦うための方法なんだ』ということを絶えずフィードバックしてくれる人が必要です。家族会の仲間や、精神保健福祉センターの職員ですね。また、突き放しは非常に難しい方法で、家族が誰にも相談せずにやってしまうと、逆に本人が自暴自棄になったり、かえってひどいことが起きたりする可能性もあります。また、突き放しをより効果的なタイミングでやるコツもあります。そのためにはぜひ第三者の助言を受けながら進めてほしいと思います」(松本さん)

依存症の相談窓口として、精神保健福祉センターが都道府県と政令指定都市に設置されています。また、依存症の回復施設ダルクやアルコール依存症からの回復の手助けをするマックも家族の相談を引き受けています。まずは「依存症は親の育て方の問題ではなく、回復可能な病気である」との認識を持ち、家族が専門機関に相談することが、依存症からの回復の糸口となります。

日時
9月21日(月・祝日) 14:00〜17:00 

前半 講演会 60分

後半 質疑応答 120分



オンラインにて開催
*zoom登録が必要となります。
 遠方の方もご参加することができます。
 ネットに自信のない方でも丁寧に説明させていただきます。
 登録作成表をお送り致します。安心してお申し込みください。


ネット上のルール事項
*全て守秘義務となります。
*申込者のみ参加となります。
 申し込みのない方の参加はできません。
 画面上顔を出して参加していただくことになります。
 録音・録画は一切お断りしています。
 守秘を守れないことがわかった場合はご家族と家族会の
 安全を検討し法的手段を取らせていただきます。


参加条件 
*家族・パートナ・専門家・遠方にお住まいの方もご参加できます。
*当事者の皆様はご参加することができません
スペシャル講座は定例会とセットとなっており、定例会にもご参加頂くことを条件としております。
 スペシャル講座と定例会は日付が別ですので、その点ご理解頂きますようお願い致します。
 定例会は9/27(日)15:10~17:00に開催予定となっています。


参加費
お一人さま 4.000円(スペシャル講座)+2.000円(定例会) 合計6.000円


お申込み先
BPD家族会事務局 bpdfajimu@yahoo.co.jp




【講師】
松本俊彦 (まつもと・としひこ)先生
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
精神保健研究所 薬物依存研究部 部長
病院 薬物依存症センター センター長

【経歴】
1993年佐賀医科大学卒業。横浜市立大学医学部附属病院での初期臨床研修修了後、
国立横浜病院精神科シニアレジデント、神奈川県立精神医療センター医師、
横浜市立大学医学部附属病院精神科助手、医局長を経て、
2004年に国立精神・神経センター(現、国立精神・神経医療研究センター)精神保健研究所
司法精神医学研究部専門医療・社会復帰研究室長に就任。
以後、同研究所 自殺予防総合対策センター自殺実態分析室長、
同 副センター長などを歴任し、2015年より同研究所 薬物依存研究部 部長に就任。
さらに2017年より国立精神・神経医療研究センター病院 薬物依存症治療センター センター長を併任。

【学会等役員兼務】
日本アルコール・アディクション医学会理事
日本精神科救急学会理事

【受賞など】
2006年 星和書店「精神科治療学」優秀論文賞
2011年 日本犯罪学会学術奨励賞
2017年 日本アルコール・アディクション医学会 柳田知司賞

【主著】
「薬物依存の理解と援助」(金剛出版, 2005)
「自傷行為の理解と援助」(日本評論社, 2009)
「アディクションとしての自傷」(星和書店, 2011)
「薬物依存とアディクション精神医学」(金剛出版, 2012)
「自傷・自殺する子どもたち」(合同出版, 2014)
「アルコールとうつ、自殺」(岩波書店, 2014)
「自分を傷つけずにはいられない」(講談社, 2015)
「もしも「死にたい」と言われたら――自殺リスクの評価と対応」(中外医学社, 2015)
「物質使用障害治療プログラム――SMARPP-24」(共著,金剛出版, 2015)

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皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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