一昨日メールマガジンを配信いたしましたが、不備がありましたので再送させていただきました。
同じ内容のものが届いてしまいましたら、大変申し訳ございません。
今後とも弊社ールマガジンをよろしくお願い致します。

htmlメールが正常に表示されない場合はこちらからもご覧いただけます。
http://www.seiwa-pb.co.jp/htmlmail/69.html

星和書店

【BPD家族会のご紹介】

BPDをもつ方の、ご家族の会ができました。
第二回の家族会は11月2日(日)に東京・竹橋で開かれるそうです。
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こころのマガジン
  今月の新刊 next

自殺予防臨床マニュアル

ジョン・A・チャイルズ、カーク・D・ストローサル 著
高橋祥友 訳

A5判 上製 440頁
定価4,095円(本体3,900円)
ISBN978-4-7911-0680-6 〔2008〕

本書は、自殺の危険の高い患者に対する有効な評価や治療の戦略および、自殺についての治療者自身の態度や哲学を検証する枠組みを提示する。臨床家は患者の最大の福祉のために何ができるか。

自殺予防臨床マニュアル

看護実践における認知行動療法

シャーロン・M・フリーマン、アーサー・フリーマン 編
白石裕子 監訳
國方弘子、榮 玲子、白石裕子、
則包和也、淘江七海子、吉永純子 訳
A5判 上製 512頁
定価5,880円(本体5,600円)
ISBN978-4-7911-0682-0 〔2008〕

認知行動療法は、精神科だけでなく一般科の看護実践において力強い理論基盤となる。本書は、認知行動療法の理論的背景から具体的なプログラムまで網羅した、看護師のための実践書である。

看護実践における認知行動療法

臨床精神神経薬理学テキスト改訂第2版

日本臨床精神神経薬理学会専門医制度委員会 編
B5判 並製 544頁
定価9,030円(本体8,600円) 
ISBN978-4-7911-0681-3 〔2008〕

精神神経疾患に対する合理的薬物療法を科学的に追求する「臨床精神神経薬理学」の基本となる知識が満載されており、臨床精神神経薬理学専門医取得を目指す医師の学習、知識の整理に有用。

臨床精神神経薬理学テキスト改訂第2版
  雑誌の最新号 next
精神科治療学
定価 3,024
月刊 精神科治療学 第23巻10号

特集: 若年事例の親への支援

ひきこもり、広汎性発達障害、多動・注意障害、先天異常、てんかん、自殺、脳外傷など、若年事例の多様な病態や状況に適した親への支援を、実際に支援活動を行っている臨床家が紹介する。
教育、行政にまたがる家族支援は、医療モデルを超えた広い配慮と連携の知恵が必須である。本特集の具体的方法や知識は、現在我々が望みうる最も現場に近い声である。本特集では、そうした支援のあり方を詳細に検討した。「親への支援」という未だ蓄積を要する領域に貴重な示唆を与える。

臨床精神薬理
定価 3,045
月刊 臨床精神薬理 第11巻11号

特集: 今までの概念を越えた新世代向精神薬の可能性

次世代に登場するであろう向精神薬の可能性を探る画期的特集! 抗精神病薬(グルタミン、グリシン)、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬(メラトニン、5−HT2A)、抗痴呆薬など、既存の概念を超えた新世代向精神薬の最新の知見を紹介する。展望では抗てんかん薬についても詳述した。

精神科臨床サービス
定価 2310
季刊 精神科臨床サービス 第8巻4号

特集: 社会資源を使いこなす

精神保健福祉施策の市町村への移行と障害者自立支援法施行によって,精神障害者の社会資源の機能と役割は大きく変化し,現場の混乱も少なくない。当事者やご家族にとって,社会資源はどのような意味をもつのか?提供する側は,その機能を充分発揮できているか?今改めて,リアルに,シビアに,それが問われている。
今号では,自立支援法下における32の社会資源と先駆的な活動を取り上げて,その概要と活用のポイントを解説する。現場スタッフにとっても,当事者・ご家族にとっても,まさに「社会資源」たり得る1冊。


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Randi Kregerの来日がもたらしたもの


先月、Randi Kregerさんをアメリカよりお呼びして、境界性パーソナリティ障害についての講演会とワークショップを行いました。たくさんのご家族や専門家の方々が参加されました。Randiさんの熱意が伝わってきた、またご家族の方々の気持ちがRandiさんに伝わったすばらしい内容でした。
このたび、ご帰国されたRandiさんから、お礼のメールが届きました。そこには、これから日本でも家族の方々が情報を交換できる会がネット上にできることを、願った言葉が書かれています。それに応えるように、ワークショップにご出席された方のおひとりから、家族会を作られた、というご連絡がありました。以下に、Randiさんからのメールの一部翻訳と、家族会を作られたというご連絡を載せました。ぜひお読みください。


日本の皆様へ

お手紙を出すのがずいぶん遅くなってしまいました。どこから書き始めるか、どこで終わるか、全く分からなくなってしまいました。
パソコンの前でじっと座っています。涙があふれてきます。日本という異文化の国への旅は、私の生涯での最も輝かしいものになりました。私の仕事に対しても、アメリカとは全く異なってとらえられていました。
ここアメリカでは、私の仕事は何十万人という人に認められ、本も買っていただきました。オンラインの家族サポートグループWelcome to Ozの8万人も私の仕事を認めてくれています。もちろんこのことは、私にとって大変重要なことです。
しかし、臨床場面では、この分野での著名な先生方の中には、私の仕事を無視したり、害があるから本は読まないようにと言っている人たちもいます。家族が直面している困難を正直に表現しているからです。私の最初の本Stop Walking on Eggshellsが出版されたあと、主要な学会で無視されたことを思い出します。
日本に行って初めて、著名な臨床家も精神医学の出版社も、私の仕事を、そのまま受け入れ認めてくれていたことが分かりました。私が15年やったきたことが、肯定されたのでした(validated). ワークショップが終わって私のところに近寄ってきた女性のことを忘れることはできません。目を輝かし、私の手を握って、「私たちに希望をあたえてくれました」と言ってくれました。

−− 中略 −−

日本を去るのは、とても悲しいことでした。みなさん、本当にありがとう。ここで感想を述べることができないほど、たくさんのすばらしいことがありました。書けば1冊の本になるくらいです。これからも連絡をとりあいましょう。日本でも、家族の方々がメールを出し合える連絡ボードができることを願っています。協力は惜しみません。お力になれることは、ぜひ協力したいと思っております。

心から親愛の気持ちを込めて
Randi Kreger

ボーダーラインパーソナリティ障害の方の家族の会から

星和書店様
突然のメールで大変失礼します。
9月のランディ・クリガーさんの講演会に参加させていただき、会場で多くのお母様方が大変なご苦労をされているのを知り、微力ながら、BPDの方の家族会を設置いたしました産業カウンセラーの辻と申します。
この家族会は10月12日に竹橋で第1回の集まりを行ない5組の家族に参加していただきました。
当方の活動内容に関するHPは以下のおりです。
設立趣旨のほか、「ジオログ」の箇所で関連記事等を掲載しています。
http://www.geocities.jp/bpdmt/index.html
次回は11月2日に同様に竹橋で行なう予定です。
もし、同様に困っている方々がいて、家族会に参加してみたいという方がいらっしゃれば、差し支えなければ当方のHPをご紹介いただければと存じます。
なお、この家族会はHPをご覧いただければ趣旨がご理解いただけると思いますが、商業目的で行なっているものではありません。
参加費1,000円は会場費、資料コピー代、お菓子代に当てています。あくまでもボランティアベースであり、もう1名女性のカウンセラーさんにもご協力いただいています。

日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー 辻 松雄
連絡先 mttsuji@zd5.so-net.ne.jp


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