FDG-PETと99mTc-ECDによる脳血流SPECT(ECD-SPECT)は同様の代謝・血流低下パターン を呈している。左側で目立つ両側の側頭頭頂葉皮質の代謝・血流低下がみられる。
easy Z-score Imaging System (eZIS)による統計解析の結果、左側で目立つ両側の側 頭頭頂葉皮質の血流低下に加え、後部帯状回から楔前部および左前頭葉での血流低下 が寒色系スケールで示されるZスコアマップで検出されている。
ECD-SPECTで後頭葉内側部の軽度の血流低下がみられ、eZISで後頭葉内側部の血流低 下が寒色系スケールで示されるZスコアマップで検出されている。心臓交感神経シン チグラフィでは心臓集積がみられない。
線条体の特異的結合比(specific binding ratio: SBR)がレビー小体型認知症で低 下している。