月刊 臨床精神薬理 第17巻11号(11月号) 2014年11月刊行
左図の矢印に示されたように、メンテナンス課題と作動記憶課題では脳領域間の有効結合のパターンに違いが認められる。右図ではDCMにより採用された機能結合を丸で示してある。
左図にデフォルト・モード・ネットワークに関連する皮質部位と連絡する神経線維連絡を示す。右図はAにデフォルト・モード・ネットワーク、Bに体性感覚運動・ネットワーク、Cに視覚・ネットワークを示す。
Aの具象図形と抽象図形刺激では、Bのγ帯域共振(矢印)の出現に差が見られ、グルタミン酸/クレアチニン・レベルにも差が見られる。