〈座談会〉日常臨床におけるたとえ話をめぐって |
黒澤 尚(司会)/片山義郎/ 一瀬邦弘/野村総一郎 |
〈精神分裂病〉 |
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大雨と洪水 |
西園昌久 |
洪水後の復旧工事 |
西園昌久 |
夜の夢体験の昼間への漏出 |
山口成良 |
心の琴線 |
平島奈津子 |
分裂病患者とたとえ話 |
近藤喬一 |
分裂病と糖尿病 |
清水將之 |
ビタミン欠乏症 |
久郷敏明 |
「白昼の夜」体験 |
山中康裕 |
高すぎるアンテナ |
東 雄司 |
台風とファミリーレストラン |
中川賢幸 |
嵐の中じっと耐えている精神分裂病患者の家族に |
東間正人 |
津軽海峡冬景色 |
大隈紘子 |
雀との対話 |
新福尚武 |
ペンペン草の布施 |
新福尚武 |
精神分裂病の病気の説明に糖尿病を例にする |
牛島定信 |
精神病症状消褪後の無気力と因幡の白兎 |
牛島定信 |
精神分裂病と「たとえ話」 |
山口直彦 |
メガネをかける習慣 |
馬場信二 |
〈躁うつ病〉 |
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果物の芯 |
西園昌久 |
人生の午後3時 |
西園昌久 |
自覚のない酔っ払い |
山口成良 |
うつであることを受け入れる |
近藤喬一 |
三寒四温 |
近藤喬一 |
うつの波のまにまにただよう |
近藤喬一 |
他人の援助は自助につながる |
近藤喬一 |
脳の風邪ひきとしてのうつ |
清水將之 |
バッテリーが消耗した車 |
久郷敏明 |
月の満ち欠け |
山中康裕 |
ガス欠とアクセル全開 |
宮津健次 |
出口のないトンネル |
東 雄司 |
逆らわずに波に乗る |
東 雄司 |
ひとりで相撲とらないで |
東 雄司 |
便秘も時にはお産の苦しみ |
東 雄司 |
うまく生きてる者は怒らず成功する者は争わず |
中澤恒幸 |
蟻とキリギリス |
中川賢幸 |
春夏秋冬 |
中川賢幸 |
遷延化したうつ病の患者さんに行動を促すときの説明 |
森 則夫 |
転ばぬ先の杖 |
森 則夫 |
心が風邪をひいた状態 |
大隈紘子 |
肉親や親友の死別に遭遇した後のような悲しい気分が続く |
大隈紘子 |
祭りのぼせ,選挙のぼせ,などのような,のぼせた気分が続く |
大隈紘子 |
ウサギよりカメを見習ったら |
新福尚武 |
慢性うつ病の心の内の母と子――看護者のために |
西園昌久 |
ビデオの再生 |
馬場信二 |
〈神経症〉 |
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「自分」というお茶をおいしく煎れるためには |
平島奈津子 |
心のバランスを取り戻すために |
平島奈津子 |
測定器 |
近藤喬一 |
一波をもって一波を消さんと欲す,千波万波こもごも起こる |
近藤喬一 |
子犬のワルツ |
久郷敏明 |
張り子の虎(にせもの)を怖がる |
大隈紘子 |
けろけつ |
新福尚武 |
とらわれと因縁 |
新福尚武 |
〈パニック障害/強迫性障害/人格障害〉 |
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柳は緑,花はくれない |
東 雄司 |
精神交互作用を不眠にたとえる |
森 則夫 |
あわて床屋のカニさんのようにならない。 泣きっ面に蜂にならないようにしましょう! |
大隈紘子 |
突然の来客にはまず米をといでご飯を炊け |
大隈紘子 |
良き癖はつき難く悪しき癖は去り難し |
中澤恒幸 |
心の器を作る作業:限界設定 |
平島奈津子 |
ヒトを許しなさい,そうすれば君も必ずいつか許される |
中澤恒幸 |
〈児童〉 |
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アレルギー体質 |
清水將之 |
アスペルガー症候群という変わった子 |
清水將之 |
「繭に籠るとき」ないしは「蛹のとき」 |
山中康裕 |
不揃いの板でできた手桶 |
山中康裕 |
注意欠陥多動障害(ADHD):座して死すより行動して死す,に賭ける人々 |
大隈紘子 |
〈摂食障害〉 |
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摂食障害の程度を認識してもらうときのたとえ話 |
河合正好 |
密かに願掛けをして,お茶断ち,砂糖断ちをする |
大隈紘子 |
毒食わば皿まで。必死(一生懸命)が大好き |
大隈紘子 |
〈てんかん〉 |
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ベメグライドの静脈注射 |
久郷敏明 |
てんかんとてんかん発作 |
清野昌一 |
てんかんと地震計 |
清野昌一 |
てんかん焦点 |
清野昌一 |
〈その他〉 |
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1台のBMW |
久郷敏明 |
服薬の意味をやけどの手当にたとえて |
仙波恒雄 |
睡眠相後退症候群について「毎日が時差ボケ」 |
古田壽一 |
認知療法に日記を用いるときの説明 |
森 則夫 |