季刊
こころの臨床 アラカルト 第22巻04号
2003年12月
【特集】もの忘れ外来――アルツハイマー病への新たな試み
はじめに
座談会
- もの忘れ外来の役割―アルツハイマー病の早期診断,治療と介護―
宇野正威 朝田隆 今井幸充 松田博史
1.もの忘れと痴呆性疾患の診断
- もの忘れ外来における患者の臨床症状と心理検査
松岡恵子 宇野正威
- 画像診断
松田博史
2.アルツハイマー病の症状の進行過程
- アルツハイマー病の初期の症状と軽度認知障害
谷向知 朝田隆
- 中期アルツハイマー型痴呆の臨床症状
水上勝義
3.アルツハイマー病の治療
- 治療への導入と薬物療法の現状
平井茂夫
- 非薬物的介入と認知リハビリテーション
黒川由紀子
4.アルツハイマー病の在宅介護
- 医療が支える在宅介護とは
今井幸充
- 痴呆性高齢者のケアマネジメントの現状と課題
天野久美子
おわりに
- 新任教授にきく 第28回
西村良二教授(福岡大学)(聞き手)諸川由実代
- [認知療法NEWS 27]
井上和臣
- NPO法人 日本トゥレット協会会報 第2号
- 寄稿;自殺の予見が困難であったCushing's diseaseの1例
三澤仁 加藤温
- [レトロスペクト 32] DSM一軸併存の経過
細川清
- [今どきのスクールキッズ 第21回] ―「一言」に考えさせられる時 ―
神庭靖子
- [トラウマの医療人類学 10] ―薬害エイズと告知―
宮地尚子
- [サイコエデュケーションの現場から 16] ―心理的虐待へのアメリカ式対応策―
荒井良直
- [ドクトル外交官奮闘記 30]
勝田吉彰