季刊
こころの臨床 アラカルト 第23巻02号
2004年06月
ISBN:978-4-7911-6033-4
【特集】寛解過程論(中井久夫)を読み解く
- 座談会:30年を経た寛解過程論
杉林稔 岩尾俊一郎 田中究 岩井圭司
- 導入と「序説」
岩井圭司
- 「方法的展開」―寛解過程論の基底にあるもの―
梅末正裕
- 「急性分裂病の発病過程」を読む
小川 恵
- 「急性統合失調症状態」―回復への入り口としての―
高木俊介
- どうして自傷・自殺をするのか?
―ボーダーライン(BPD)の場合―
荒井秀樹
- 「臨界期」
鈴木瑞実
- 「寛解期前期」―経過が長期化した患者の場合―
工藤潤一郎
- 「寛解期後期」について
樽味伸
- 「慢性化の問題」
岩尾俊一郎
- 賢者の言葉―中井久夫「寛解過程論」ノート―
杉林稔
- 新任教授にきく 第29回
大久保善朗教授(日本医科大学)(聞き手)宮本聖也
- [レトロスペクト 34] ―うつの諸相―
細川清
- [認知療法NEWS 29]
井上和臣
- NPO法人 日本トゥレット協会会報 第4号
- EMDR‐Network, JAPANニューズレター 第8号
寄稿
- 父親,この近くて遠くにいってしまった人
高桑光俊
- [サイコエデュケーションの現場から 18] ―しぶとい妄想と希薄な現実感のはざまで―
荒井良直
- [トラウマの医療人類学 12] ―身体について―
宮地尚子
- [今どきのスクールキッズ 第23回] ―体験から得るもの―
神庭靖子
- [ドクトル外交官奮闘記 32]
勝田吉彰
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