《今回の特集:DBT=弁証法的行動療法を学ぶ》
弁証法的行動療法(DBT)は、認知行動療法をベースに受容と変化のバランスを重視したセラピーです。共感的な治療関係の中で患者さんが問題解決技法を身につけ現実に応用できるよう、禅の思想も取り入れながら弁証法的過程に焦点を当てて援助します。
ISBN:978-4-7911-6048-8
Q1 | 弁証法的行動療法とはどういった治療法ですか? |
Q2. | 「弁証法的」とはどういうことですか? |
Q3. | DBTはどのような経緯で,誰によって開発された治療法ですか? |
Q4. | 「行動療法」という名前がついていますが,DBTと認知 行動療法とはどこが違うのですか? |
Q5. | DBTと精神分析,森田療法,内観療法などとの違いを教えてく ださい。 |
Q6. | DBTは,問題の解決をめざしたものなのでしょうか? |
Q7. | DBTの適応疾患や,DBTを行って効果があったと認めら れたのはどんな疾患(症状)の人ですか? |
Q8. | なぜ,DBTが境界性パーソナリティ障害の治療に有効と されているのでしょうか? |
Q9. | 境界性パーソナリティ障害は,DBTでは,どのように考 えられているのでしょうか? |
Q10. | 通常,境界性パーソナリティ障害に対して行われる認知行動療法と DBTはまったく違うものなのでしょうか? |
Q11. | DBTはPTSDの治療にも有効だと聞きました。境界性パー ソナリティ障害での治療と異なる点はありますか? |
Q12. | 摂食障害にもDBTは有効ですか? |
Q13. | DBTが特に女性の患者に有効だと言われているのは本当でしょ うか? |
Q14. | DBTは具体的にどのようなことを行うのですか? |
Q15. | DBTの中心の1つはマインドフルネスであると聞きまし た。マインドフルネスについて教えてください。 |
Q16. | DBTのマインドフルネスと,日本古来の「禅」とはどのような 違いがあるのでしょうか? |
Q17. | 仏教でいう「悟り」とマインドフルネスは違うのでしょうか? |
Q18. | ラディカルアクセプタンスとは何ですか? |
Q19. | チェーンアナリシスとはどういう技法ですか? |
Q20. | アメリカでも東洋的考えを取り入れた治療法が多いと聞きま す。例えば「ハコミセラピー」などがありますが,それとDBT との違いは何ですか? |
Q21. | アメリカではなぜ,東洋系の考えを取り入れた治療法が増え てきたのでしょうか? |
Q22. | DBTが必要とされた文化的背景について教えてください。 |
Q23. | DBTを受けたいのですが,どうすれば受けられるでしょうか? |
Q24. | DBTを受けたいと思っているのですが,精神科に行ったほうが よいでしょうか? それとも心療内科に行ったほうがよいでしょうか? |
Q25. | DBTは入院して行うのですか? 外来治療でも可能ですか? |
Q26. | 定期的に外来に通う自信がありません。電話やメールでも受 け付けてくれますか? |
Q27. | DBTに興味がありますが,医療機関にはかかりたくありませ ん。自分で専門書などを読んで実践することは可能でしょうか? |
Q28. | DBTに医療保険は適用できますか? |
Q29. | DBTにかかる費用(自費の場合)はどのくらいでしょうか? |
Q30. | DBTを行うにあたっては,おおむね治療期間とか治療回数は決 まっているのでしょうか? |
Q31. | 現在精神科で治療を受けているのですが,この治療を受けな がら,他にDBTの治療を受けてもいいでしょうか? |
Q32. | 家族にDBTを受けてもらいたいのですが,反対・反抗・ またはアクティング・アウトされる恐れがある場合,どのように 話を進めるのがよいでしょうか? |
Q33. | 家族にDBTを受けている患者がいる場合,家庭・職場な どで最低限知っておくべきこと,気をつけるべきことは何でしょうか? |
Q34. | DBTを行うに当たって,本人だけでなく家族へのトレーニング もありますか? |
Q35. | DBT治療者として留意すべき点は何でしょうか? |
Q36. | DBT治療者に求められる資質はありますか? また,どのよう な訓練をすべきですか? |
Q37. | DBTは医師以外の専門家(看護師,臨床心理士,精神保健福祉 士など)でも,訓練を受ければ行うことができますか? |
Q38. | DBTと薬物療法との併用にあたって留意すべき点はありますか? |
Q39. | DBTと併用できる精神(心理)療法にはどのようなものがあり ますか? |
Q40. | 患者さんだけでなく,家族やパートナーへのサポートはどの ようにすればよいですか? |
Q41. | ハイリスクな境界性パーソナリティ障害患者さんの場合,本 人に病識がなくてもDBTを勧めるべきでしょうか?またその 場合,どのように勧めれば良いのでしょうか? |
Q42. | 自殺の恐れのある境界性パーソナリティ障害の治療は,かな り治療者を疲弊させるのでしょうか? |
Q43. | DBT治療を受けている間に症状が(一時的にでも)増悪するこ とはありますか? その場合,どのように対応すればよいでしょうか? |
Q44. | DBT治療中に患者さんが第三者を巻き込んだ行動化を起こして しまった場合,治療の続行・中断の可能性を含めて,治療者(医 療機関)はどのように対応すべきでしょうか? |
Q45. | DBTの治療的アプローチは,ミラーの動機づけ面接法 (motivational intervention)と似ているように思うので すが,類似点,相違点などを教えてください。 |
Q46. | DBTを行うにあたっては,標準的なDBT技法を守って行 うべきでしょうか。ある程度,状況に合わせて改変して行っても よいでしょうか? |
Q47. | 境界性パーソナリティ障害とそれ以外の精神障害を併せ持つ 患者さんに対するDBTの治療効果や予後についての研究はあ りますか? |
Q48. | DBTを受けている人に役に立つホームページなどは,ありますか? |
Q49. | DBTを学ぶにあたって参考になる書籍・DVDなどがあり ましたら教えてください。 |
第2部
【連載】 |
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