臨床精神病理 第09巻03号

1988年

• 特集にあたって
  笠原嘉

• 臨床単位について――歴史的展望および現代における意味
  保崎秀夫

• 臨床単位と分裂病
  鈴木茂

• うつ病の臨床単位――Kraepelinの疾患単位からDSM-(III)へ
  広瀬徹也

• マニー概念の歴史的検討
  中谷陽二

• パラノイア――臨床単位の可能性・・・・・・・・・・・・・・・
  関忠盛　宮本忠雄

• 「覚醒体験」をもって発症した一症例について
  藤原利勝　湯沢千尋

• procreation（子をなすこと）を主題とした男性ヒステリーの一例――父性の精神病理の観点から
  十川幸司　加藤敏

• 精神分析はあらたな形態の社会的絆か？
  Roland　Broca

• 翻訳と解説
  加藤敏