季刊
精神科臨床サービス 第06巻03号
2006年07月
《今回の特集:面接の上達法》
精神保健・医療・福祉の分野では、面接は主要な技法であり、あらゆる援助の基本である。援助者が面接という援助の基本技法を上達させることによって、精神科臨床サービスが向上することを願って本特集を企画した。
ISBN:978-4-7911-7123-1
目次
第1章 総論
- サリヴァンの面接論
山口直彦
- 面接技法[学び方―グループ学習と個人学習―
斎藤清二
- 面接のスーパービジョンのポイント
丸田俊彦
第2章 初診・インテーク時の面接
- 初診面接
江畑敬介
- 看護面接の上達法
上別府圭子 池田真理
- スーパーバイザーとしての経験から
氏原寛
- 精神保健福祉士が実践するインテーク面接
荒田寛
- 保健師のインテーク面接
工藤一恵
- 障害者ケアマネジメントのインテーク面接
古屋龍太
- 訪問看護師の初回訪問
井上新
- 作業療法士のインテーク面接 ―作業療法士の面接技能を高めるために必要なこと―
香山明美
- インテーク面接 ―ホームヘルパーの立場から―
伊藤紀代子 土屋典子
第3章 引き継ぎないし終結時の面接
- 治療者の交代と終結 ―精神力動的観点から―
平島奈津子
- 終結をめぐる関わり
久保田幹子
- 終結時の看護師の面接
宮本有紀
第4章 格別の工夫を要する対象の面接
- 児童面接における心得と工夫
齋藤万比古
- 思春期ケースの面接 ―不本意受診への対応―
大西召岡部伸幸
- 認知症患者の面接
朝田隆
- 家族との面接のためのいくつかの視点
楢林理一郎
第5章 当事者・家族の声
連載
- 精神保健福祉領域におけるソーシャルワーク実践の道程
第3回参加・協働型地域生活支援システムモデルの開発
寺谷隆子