月刊
精神科治療学 第25巻07号
2010年07月
《今月の特集:ADHD臨床の新展開 II》
ADHDの最新治療を前号に引き続き特集。今号では,ADHD治療薬が臨床現場に及ぼした影響,治療アルゴリズム,薬物療法の効果と限界,薬物療法の実際など,ADHDの薬物療法の現状と課題を取り上げる。また,小児科領域や成人ADHDの治療,さらにSST,行動療法,サマートリートメントプログラム,ペアレントトレーニング,特別支援教育,情緒通級との連携,地域におけるケアシステム,就労上の支援など,心理社会的支援について取り上げる。加えてADHDを取り巻く当事者の状況も紹介。精神科医療のみならず,教育現場や産業精神保健分野においても役立つ特集。
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【特集】 ADHD臨床の新展開 II
- 注意欠如性障害者の生きにくさの源泉―社会・文化的枠組みからの考察―
市橋秀夫
- ADHDの包括的支援のあり方
田中康雄
- ADHD治療薬は臨床現場にどのような影響を及ぼしたか?
市川宏伸
- ADHD治療のアルゴリズム
齊藤万比古、永田真由
- ADHDの薬物療法の効果と限界
齊藤卓弥
- ADHD(注意欠如多動性障害)の薬物療法の実際
山田佐登留
- AD/HDの薬物療法の批判的検討
山崎晃資
- 小児科領域におけるADHD臨床の新展開
相原正男
- 成人のADHDの治療
星野仁彦
- ADHDへのソーシャルスキルトレーニング
岩坂英巳、高橋弘幸
- ADHDにおける行動療法
井上雅彦
- ADHDのサマートリートメントプログラム
山下裕史朗、向笠章子、兒玉尚子、他
- ADHDのペアレントトレーニング
上林靖子、井澗知美
- ADHDの児童生徒に対する特別支援教育
井上とも子
- ADHDを含めた発達障害にかんする医療と教育の連携のあり方―情緒障害通級指導教室との連携のシステム化に向けて―
清水康夫
- ADHDの地域におけるケアシステム
田中康雄
- ADHDを持つ人の就労上の課題と支援
梅永雄二
- 当事者の立場からみた最近のADHDをとりまく状況
高山恵子
研究報告
- 少量のquetiapineにより横紋筋融解症を生じた高齢者の1例
渡辺雅幸、吉田亮一
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