月刊
精神科治療学 第25巻08号
2010年08月
《今月の特集:DSM-5ドラフトをどう考えるか》
2010年2月に米国精神医学会(APA)から発表されたDSM-5のドラフトを特集。改訂の最大の特徴であるディメンジョン評価がどの程度、実際の臨床に影響するか、それぞれの分野における改訂内容を概観する。分野別の紹介とともに著者の意見を加え、わが国の精神医学界への影響を論じる。2013年発表のDSM-5の先駆けとなる特集。
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【特集】 DSM─5ドラフトをどう考えるか
- 特集にあたって
仙波純一
- DSM─5ドラフトの概観―ディメンジョン評価という新しい診断アプローチの提唱―
仙波純一
- DSM─5ドラフトにおけるせん妄
荻原朋美、天野直二
- DSM─5ドラフトにおける認知症(Neurocognitive Disorders)
柴田展人、新井平伊
- DSM─5ドラフトにおけるschizophreniaの診断基準改訂の論点
前田貴記、古茶大樹、鹿島晴雄
- DSM─5ドラフトにおける双極性障害診断
仁王進太郎
- DSM─5ドラフトにおけるうつ病性障害
森本陽子
- DSM─5ドラフトにおける強迫性障害の診断基準
五十嵐友里、堀川直史
- DSM─5ドラフトにおけるパニック障害、GAD、PTSD
村松公美子、宮岡 等
- DSM─5ドラフトにおける「パーソナリティとパーソナリティ障害」
井上弘寿、加藤 敏
- DSM─5ドラフトにおける乳幼児期・小児期・青年期の精神障害
本田秀夫
- DSM─5ドラフトにおける身体表現性障害と虚偽性障害
鈴木國文
- DSM─5ドラフトにおける解離性障害
兼本浩祐、大島智弘、星野有美
- DSM─5ドラフトにおける摂食障害
松本俊彦
- DSM─5ドラフトにおける物質関連障害
松本俊彦
- DSM─5ドラフトにおける性障害および性同一性障害について
古橋忠晃
- DSM─5ドラフトにおける睡眠覚醒障害について
内山 真
研究報告
臨床経験
- Olanzapine 投与中に生じた Pisa 症候群の1例
竹本浩子、澤村岳人、小谷佐知、他
資料
- 自宅退院の可能性―有床総合病院精神科病棟の閉鎖から考える―
中村 研、高石佳幸、辻 誠一、他
カレント・トピックス
- DSM─5草稿(ドラフト)の概要
松本ちひろ、丸田敏雅、飯森眞喜雄
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