月刊
精神科治療学 第29巻10号
2014年10月
《今月の特集:精神科における困難事例にどう対処するか? II》
精神科医が困難事例に出遭った時の解決策が満載!いずれの事例も、まだ外来診療を始めたばかりの若手がクリアしてもらいたい『基本対応例』と、ベテランの工夫が生きる『応用対応例』を記述。特集 II では転移が問題になる事例、威圧的な事例、薬物を要求する事例、親の対応に苦慮する事例、児童虐待事例、困難を感じていない患者、対職員暴力などを取り上げた。なかなか解決策が見つからず困ったときに役立つ特集。
JANコード:4910156071044
※精神科治療学は最寄りの書店様にご注文いただくか、弊社営業部(TEL 03-3329-0031)までお問い合わせください。
【特集】 精神科における困難事例にどう対処するか?II
- 精神科臨床で転移が問題になる事例
木村宏之
- 外来患者の暴言をどのように捉え対処するか?
渡邉博幸
- 薬物(睡眠薬等)を強く要求する事例への治療的対応
成瀬暢也
- 親の対応に苦慮する発達障害の幼児症例
本田秀夫
- 児童虐待事例
生地 新
- 統合失調症当事者の家族が治療を拒む時どうすれば良いか?
渡邉博幸
- 過活動と失感情傾向があり,強い疼痛行動・不適応・家庭内不和が問題となっていた慢性痛難治例
西原智恵,細井昌子
- 診断書を希望する患者への対応
古茶大樹
- 困難を感じていない患者
吉田泰介
- 中学生・高校生の重症自殺企図事例
衞藤暢明,西村良二
- 職員に対する暴力への対応
下里誠二,松尾康志,北野 進 他
- 就労支援における困難
中谷真樹
- アウトリーチ支援での困難
藤田大輔
- 生活困窮者・住居喪失者への支援方法―生活保護を利用しない理由と生活保護から脱しない理由とは―
森川すいめい
研究報告
- 心因性非てんかん性発作(psychogenic non-epileptic seizure:PNES)の予後調査
蟹江絢子,谷口 豪,村田佳子 他
臨床経験
- 居場所の再獲得―原発事故からの避難のため転院した慢性期統合失調症者の2年間・作業療法士の視点から―
長島 泉,塚原健介,園田圭一 他
連載
〔オピニオン〕
〔「ネット依存」の現在―その臨床と研究―〕
- 第8回(最終回)「予防と対策」
越野仁美,中山秀紀,三原聡子 他
〔DSM-5をどう見るか?〕
- 第9回「私はDSM-5の摂食障害をこう見る」
高橋恵理
年間購読について
年間購読のお申込はショッピングカートではできません。カート内の会計を済ませた上、ご注文下さい。