月刊
精神科治療学 第32巻01号
2017年01月
《今月の特集:鑑別しにくい精神症状や行動障害をどう診分けるか》
鑑別しにくい精神症状や行動障害の診分け方を徹底解説!前回の特集(31巻3号/2016年3月)からさらに行動障害にも対象を拡げ、内容がより充実。操作診断や構造化面接だけでは診分けるのが難しい精神症状や行動障害として、本特集では「気分が変わりやすい」「昏迷と緊張病」「ぼーっとしている」「人前に出るのが怖い」「強迫、常同、反復」「眠れない」「緘黙」「落ち着きがない」「自傷」「物をためこむ症状」などを取り上げた。鑑別しにくい精神症状や行動障害に出遭ったときに役立つ特集。
JANコード:4910156070177
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第13回「精神科治療学賞」発表
【特集】 鑑別しにくい精神症状や行動障害をどう診分けるか
- 特集にあたって
宮岡 等
- 「気分が変わりやすい」を見分ける─パーソナリティ障害,双極性障害─
林 直樹
- 認知症性疾患におけるアパシー
福原竜治
- 昏迷と緊張病
船山道隆
- 「ぼーっとしている」
上田 諭
- 「キレやすい」
黒田 治
- 「人前に出るのが怖い」
永田利彦
- 強迫,常同,反復(強迫症状(観念・行為)と常同的・反復的運動やこだわり)─強迫性障害と前頭側頭葉変性症との鑑別─
繁信和恵
- 「眠れない」を診分ける
三島和夫
- 認知症における問題行動
東 眞吾,数井裕光
- 統合失調症による暴力
今井淳司
- 緘黙─選択性緘黙,社交不安症,自閉スペクトラム症,うつ病,統合失調症─
大村 豊
- 成人の注意欠如多動性障害(ADHD)を中心とした「落ち着きのなさ」「多動」の鑑別
谷 将之,岩波 明
- 自傷─自殺なのか,感情的苦痛への対処なのか,操作的行動なのか,あるいは常同行為なのか?─
松本俊彦
- 酩酊─病的酩酊なのか,複雑酩酊なのか,単純酩酊なのか,あるいは解離なのか─
梅津 寛
- 睡眠薬・抗不安薬依存の診分けかた
外間朝諒,稲田 健
- 摂食障害患者にみられる食行動異常
山内常生
- 夜間の異常行動の鑑別診断
仙波純一
- 物をためこむ症状を診分ける
中尾智博,蓮澤 優
- 強迫,常同,反復─強迫症と自閉スペクトラム症─
岡田 俊
- 日常生活の中で衝動的に生じる反復行動─強迫症状とチックとの鑑別─
金生由紀子
- 児童期・思春期のやせ─神経性やせ症と回避・制限性食物摂取症─
中里道子,公家里依
- 子どもにおける過度になれなれしい対人関係と対人回避─積極・奇異型の自閉スペクトラム症,ADHD,脱抑制型対人交流障害/孤立型または受動型の自閉スペクトラム症と反応性アタッチメント障害─
遠藤太郎
- 易怒性を伴う児童や青年の診断と治療
鈴木 太
研究報告
- 感情調節困難患者がマインドフルネス作業療法(MBOT)を実施した際の内的体験の解明
織田靖史,京極 真,西岡由江 他
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