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■特集 マインドフルネス─精神科治療への導入と展開─
●日常精神科臨床の中でのマインドフルネス─総論と導入─
岩井 圭司
 精神科治療におけるマインドフルネスの効用について,「脱中心化概念」を中心に検討した上で,通常の精神科外来診療の枠内でマインドフルネスを活用するための方法を,筆者の経験に基づいて提案した。静座による呼吸瞑想,歩く瞑想,日常臨床におけるマインドフルネスを用いた自験例について,患者自身による治療効果の陳述を示した。マインドフルネスの歴史的展開についても若干の言及を行った。
Key words:mindfulness, daily psychiatric practice, vipassana, meditation, decentering

●マインドフルネスの 「逆輸入」 への対応─Acculturation(異文化間接触)の視座から─
大谷 彰
 日本におけるマインドフルネスは仏教瞑想の伝統からではなく,米国で人気の出たマインドフルネスの「逆輸入」によって始まった。米国でのマインドフルネス発展過程をアカルチャレーション(acculturation:異文化間接触)の立場から分析し,それをもとに今後の日本における発展に有効と思われる対応策について考察を試みた。
Key words:mindfulness, acculturation, reverse-import, proper development

●マインドフルネスの治療効果のエビデンス
林 紀行
 マインドフルネスを医療分野から語るうえで外せないのがエビデンスである。今回主に取り扱ったのはRCT のメタアナリシスと呼ばれる,最も客観性の高いエビデンスである。体重の減量に対するマインドフルネスに基づく介入(MBI)においては,減量には明らかな効果を認めなかったが評価までの期間が短かった可能性がある。また過食行動に大きな効果を認めた。脳卒中や頭部外傷,多発性硬化症による疲労に対するMBI は,中等度の効果を示した。再発性うつ病に対するMBI の再発予防では抗うつ薬に対しても優位性を示した。オンラインの介入ではストレスに中等度の効果を示した。プライマリ・ケアの現場では特に精神的健康において中等度の効果を示した。がん患者のうつや不安に対するMBI は大きな効果を示し,その効果は12週後も中等度保たれた。健常者に対しては特に抑うつやストレスで大きな効果を認めた。RCT のメタアナリシスを集めて行ったメタアナリシスも報告され,うつや不安,ストレス,QOL において中等度の改善,身体機能においても小さな改善を認めた。
Key words:mindfulness, evidence, meta-analysis, randomized controlled trial, effect size

●マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)─プログラムを概説する─
伊藤 靖
 マインドフルネスの応用が,医学のみならず,教育,ビジネス,矯正など多岐にわたっている。本稿では,その嚆矢となったmindfulness based stress reduction(MBSR:マインドフルネス・ストレス低減法)のプログラムの構成およびその実施を主体に概説した。
Key words:mindfulness based stress reduction( MBSR), mindfulness, program

●マインドフルネス認知療法─インストラクターに必要なこと─
家接 哲次
 近年,わが国の専門家の間でもマインドフルネス認知療法についての関心が集まり始め,それに伴いトレーニングのニーズが高まっている。本稿ではオックスフォード大学のマインドフルネスセンターで採用されているインストラクターの評価基準( 6 領域)およびトレーニングガイドライン( 3 ステップ)を紹介した。現在,わが国ではインストラクターのための系統的トレーニングや大学附属のマインドフルネスセンターがないため,各専門家が独自で学ばなくてはならない状態が続いている。今後,イギリスでの取り組みを参考にして,わが国でも優秀なインストラクターの養成システム構築が望まれる。
Key words:mindfulness-based cognitive therapy, MBCT training pathway, good practice guidelines, Mindfulness-Based Interventions Teaching Assessment Criteria

●アクセプタンス&コミットメント・セラピーにおけるマインドフルネス
近藤 真前
 アクセプタンス&コミットメント・セラピーの最大の特徴は機能的文脈主義という世界観に基づく点である。その世界観の上で,脱フュージョン,アクセプタンス,「今,この瞬間」との接触,文脈としての自己という4 つのコア・プロセスの体験的エクササイズやメタファーを用いてマインドフルな変化をもたらし,価値に基づいて行動を変化させ,心理的柔軟性を高めていくことを目指す。
Key words:acceptance and commitment therapy, mindfulness, functional contextualism, elemental realism, psychological flexibility

●トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)およびTF-CBT グループの中でのマインドフルネス
白川美也子  水島 栄  塩田 規子
 トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)においてマインドフルネスがTF-CBT の構成要素「R:リラクセーション」の究極的な目標として位置づけられていること,実際の導入法を紹介し,筆者らが行ったTF-CBT グループにおけるリラクセーション導入と実施により子ども達がマインドフルネスを獲得していくプロセスを示し,考察を加えた。リラクセーションの構成要素そのものの段階的導入や,技法を忠実性と柔軟性の双方をもって行うための配慮を解説した。
Key words:TF-CBT, group, mindfulness, PTSD, child sexual abuse

●弁証法的行動療法におけるマインドフルネス─境界性パーソナリティ障害などの感情調節が困難な患者に対するスキル訓練グループの実践から─
宮城 整  山崎さおり  遊佐安一郎
 筆者らは境界性パーソナリティ障害などの感情調節が困難な方への支援として,弁証法的行動療法のスキル訓練グループを実施している。グループ参加者は感情の傷つきやすさと非承認環境への陥りやすさから,感情調節が困難になり衝動的行動をとりやすくなるが,マインドフルネスを学ぶことで様々な対処スキルを活用し,自己承認や効果的な行動を増やすことが可能となっている。本稿ではマインドフルネス・スキルの習得方法と効果について報告する。
Key words:dialectical behavior therapy, emotion regulation, mindfulness

●調整的音楽療法(RMT)─マインドフルネスに音楽を用いる意義─
國吉 知子
 調整的音楽療法(RMT)とは,所定の音楽を聴取する間,意識を「音楽」「身体」「思考・感情・気分」にまんべんなく向けることで誤った緊張を調整する受動的音楽療法である。筆者の研究から,RMT は「受動的観察力」と「脱中心化」を促進し,マインドフルネスと関連することがわかってきており,RMT は音楽を用いたマインドフルネス技法とも言える。RMTは一種のメンタルトレーニングである。そこで本稿では実践者に有用なRMTの実際的手順について解説を行うとともに,マインドフルネスに音楽を利用する意義について論じた。
Key words:regulative music therapy( RMT), mindfulness by music, self-control

●内科疾患(主に心身症と生活習慣病)とマインドフルネス
山本 和美
 ストレス関連疾患へのマインドフルネスの応用および作用機序について臨床的に考察した。病状改善や再発予防のための適切なセルフケアには,患者自身の心身の状態への気づきが鍵になる。マインドフルネスは患者の内的資源を生かし,瞬間瞬間の心身の状態をありのままに観察し受容する心のあり様を育くむ。病への囚われを軽減し,より良く生きることをサポートする方法としてマインドフルネスの役割が期待される。
Key words:mindfulness,stress-related physical illness, self-care

●マインドフルネスの実地臨床への応用─不安・抑うつ患者を中心に─
貝谷 久宣  長谷川洋介  小松 智賀  樋口 まり
 赤坂クリニックでマインドフルネスによるショートケアを開設した経過について述べた。症状が軽くなった患者が対象であり,病気を治すためという勧誘はしない。最後に行うシェアリングにより治療者の患者理解が深まり,患者間の連帯感が高まり,治療同盟が出来上がる。また,ほとんどの患者は服薬を続行し,認知行動療法も定期的に受けている。マインドフルネスの効果は貪瞋痴(とんじんち)の3 毒を緩めることであると筆者らは理解している。
Key words:mindfulness, short care program, loving-kindness, generosity, wisdom

●PTSDに対するマインドフルネス的治療
岩井 圭司
 今日マインドフルネスはさまざまな形でPTSD に対する治療に用いられている。患者が日頃からのマインドフルネス実践によって,「その瞬間瞬間に意識に浮かび上がってくるものを,評価をくださずにただそのままに観察する」ということを身につけられたならば,侵入想起症状が生じても,それに煩わされなくなることが期待できる。今日,マインドフルネスをその一部として含む構造化された治療法であるマインドフルネスストレス低減法(MBSR),マインドフルネス認知療法(MBCT),アクセプタンス& コミットメント・セラピー(ACT),弁証法的行動療法(DBT)がPTSD に適用されている。また,PTSD に対する治療の近年の動向の中でのマインドフルネスの位置づけについても述べた。
Key words:posttraumatic stress disorder, exposure, acceptance and commitment therapy, dialectical behavioral therapy

●グリーフ(悲嘆)に対するマインドフルネス的アプローチ
富田 拓郎
 遺族のグリーフを支援する方法はさまざまであるが,近年マインドフルネスを適用する試みがいくつか行われている。本稿ではグリーフに対するマインドフルネス的アプローチのうち,クライアントと臨床家によるマインドフルネスの支援モデルと,セルフ・コンパッションを用いたグリーフへの支援について概観した。
Key words:mindfulness, grief, bereavement, literature review

●マインドフルネスとウェルビーイング
小杉 哲平  佐渡 充洋
 マインドフルネスの効果は,医療の枠を超え健常者にも広がってきており,主観的ウェルビーイング(well-being)への効果についても報告され始めている。マインドフルネスの,「今ここ」への集中や,現実をありのまま受容する姿勢が,主観的well-being の改善に繋がっている可能性がある。その効果の検証は諸外国やわが国でも始まっているが,まだ知見が乏しいため,今後知見が蓄積されることが望まれる。
Key words:mindfulness, subjective well-being, quality of life

●マインドワンダリングの低下に関わる集中瞑想と洞察瞑想の神経基盤
藤野 正寛  上田 祥行
 今この瞬間に生じている経験以外のことを考えるマインドワンダリングが高まると幸福感は低下する。マインドフルネス瞑想を構成する集中瞑想と洞察瞑想は,どちらもマインドワンダリングやその神経基盤であるデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)の活動を低下させるが,その方法が異なっている。本稿では,マインドフルネスとマインドワンダリングの概念を整理した上で,仏教心理学や認知神経科学の観点から,集中瞑想と洞察瞑想がDMN の活動を低下させる方法やその神経基盤の違いについて論じた。集中瞑想では,注意をとどめる対象を設定することで,DMN に対する注意関連領域の関与が高まる。洞察瞑想では,反応したり判断したりする態度を低下させる際に,DMN において記憶関連領域や,特に記憶に対する感情的な修飾に関わる領域の関与が低下する。マインドフルネスと幸福感の関係を解明するためには,特に洞察瞑想の神経基盤について検討を進めることが重要である。
Key words:mind-wandering, default mode network, focused attention meditation, open monitoring meditation

●支援者のマインドフルネス経験が援助関係に与える影響と機序
池埜 聡
 本稿は,対人援助職にある支援者自身がマインドフルネスの経験を深めることで生じる援助関係への影響とその機序について整理し,今後の課題を抽出することを目的とする。マインドフルネスによる脱中心化やコンパッションの覚醒などの機序から,心身が統合された姿でクライエントに接する態度therapeutic presence の涵養と治癒(cure)のみならず支え(care)を目的とした援助関係の深化について言及する。
Key words:mindfulness, therapeutic relationship, therapeutic presence

●人間性心理学のマインドフルネス的展開
池見 陽
 本論では,人間性心理学が成立した歴史的コンテクストを省みて,マインドフルネスと人間性心理学について,Person-Centered Approach(PCA)とフォーカシングに限定して概説した 。PCA の中では,古典的なClient-Centered Therapy と比べてフォーカシングは積極的にマインドフルネスを展開しているとし,マインドフルネスとフォーカシングの共通点および相違点を論じた。マインドフルネスを積極的に取り組んでいる3 名のフォーカシング指導者Rappaport, L., Rome, D. および筆者(Ikemi, A.)の実践を解説した。とくに,筆者が現在取り組んでいる「青空フォーカシング」と「観我フォーカシング」については,それらの具体的な手順を示し,臨床応用について言及した。
Key words:humanistic psychology, mindfulness, focusing, blue sky focusing, Kanga focusing

●マインドフルネスの認知行動療法への影響
伊藤 絵美
 かつての認知療法系の認知行動療法(CBT)にはマインドフルネスという概念と技法はなかったが,Aaron Beck のセルフモニタリングの発想にはすでにその萌芽(脱中心化)が見られ,現在ではCBT においてもごく自然にマインドフルネスが取り入れられている。本稿ではセルフモニタリングの効果を増強したり,クライアントが自らの内的体験に触れるための手段として,CBT においてどのようにマインドフルネスを活用しているかということについて解説する。
Key words:cognitive behavior therapy, decentering, automatic thought, self-monitoring, mindfulness

●森田療法とマインドフルネス─共通点と相違点─
北西 憲二
 本稿では,マインドフルネスと森田療法との比較から, 1 )宗教と精神療法の関係,2 )精神療法と身体性,について検討した。マインドフルネスは上座部仏教の実践の1 つである瞑想から得られる気づきと,この実践による情動調整作用に焦点が当たったものに分けられる。後者はマインドフルネスの脱仏教化であるが,No-Self(無我),すなわち自己変容という精神療法的契機を見落としてしまう危険性がある。自己変容とは情動コントロールを断念するという視点であり,これには肥大した自己意識を削るという作業を必要とする。またマインドフルネスの実践には身体,すなわち私たちの内的自然への気づきを重視する。これにも肥大した自己意識を削ることが必要で,そのことはそのまま自らの生の力に気づくことにつながる。マインドフルネスでは苦悩のありのままの受容という側面が重視され,森田療法では,それとともに生の力(生の欲望)の自覚とその発揮の促しという二面性を持つ。
Key words:Morita therapy, mindfulness, arugamama, buddhism

●現象学的立場から─マインドフルネスとの関連─
佐久間健一  佐久間伸子  越川 房子
 マインドフルネスには「超越論的」な面がある。現象学的な立場から,「気づき」とは何かを探求し,「自己の無我性」の現象学を試みる。現象学は,「外側に物がある」という素朴な存在定立をエポケーし「直接経験」に還元する。そこは内も外も主観も客観もない。このような「直接経験」こそが「気づき」なのである。マインドフルネスはエポケーと同じように意識を直接経験に還元する強力な力がある。さらにマインドフルネスは現象学を越えて「意識の非志向的次元」へと向かう。身体はそこへと向かう通路である。そこは「我なし」の「無限の開け」であり,あらゆるものを包んでいる。「無選択の気づき」を通じて我々はそこに到達することができる。
Key words:mindfulness, phenomenology, Nishida philosophy, awareness“, Muga”

●ヴィパッサナー瞑想─マインドフルネス瞑想の源流─
タニヨー比丘(K. プラポンサック)
 本稿は「ヴィパッサナー瞑想─マインドフルネス瞑想の源流─」と題して,医療や健康への効果をアピールしているマインドフルネス瞑想と,精神修行としてアピールしているヴィパッサナー瞑想は,どのような関連性を持っているのか,なぜヴィパッサナー瞑想がマインドフルネス瞑想の源流だと言えるのかを紹介したい。そのために,まずマインドフルネス瞑想とヴィパッサナー瞑想の実践法を考察し,そして仏教の初期経典として『大念処経』Mahāsatipaṭṭhāna-sutta に説かれる瞑想実践と比較して答えを探っていきたい。
Key words:mindfulness, vipassana, samatha, meditation

●マインドフルネスの誤用による有害反応への予防と対策─仏典における記述と臨床体験から─
井上ウィマラ
 マインドフルネスがブームになるのと並行して,投薬と同じような感覚で患者にマインドフルネスを実践させようとする傾向が懸念される。そこでは薬と病理の相性を考えるように,どの病理にどのようにマインドフルネスを処方するのがよいのかだけを考え,マインドフルネスを指導する側の資質や心の状態についての考察が抜け落ちてしまう傾向がある。そうなってしまうと,医療におけるパターナリズムの延長として,自らのランクに無自覚なまま権威を乱用してしまう状況が展開し,自らの存在自体が有害性を生み出してしまう可能性への気づきが抜け落ちてしまう。本稿ではバリントの全人的医療の視点と仏典におけるマインドフルネスが説かれた経緯の考察を紹介することによって,親子関係や医師・患者関係における間主観性に目を向け,マインドフルネス実践に伴う有害性の理解からその防止へと自然な展開が生まれるような考察を心がけた。
Key words:mindfulness, harmful effect, whole person medicine, intersubjectivity, care

■研究報告
●オープンダイアローグ(開かれた対話)による統合失調症への治療的アプローチ
斎藤 環  森川すいめい  西村 秋生
 精神病の急性期に対する新しい介入技法として「オープンダイアローグ(以下OD)」が注目されている。OD は薬物治療や入院治療に依存しない対話による精神療法として,フィンランド・西ラップランド地方のケロプダス病院のスタッフを中心に,1980年代から開発と実践が続けられ,急性期の統合失調症患者に対して良好な治療成績を上げてきた。本稿ではその技法の概略を簡単に紹介し,筆者らがOD 的な手法で治療的介入を行い,改善に至り得た5 事例を提示した。事例に共通するのは,対話を通じての安心と内的対話の活性化が治療を促す点であり,治療チームの関与による患者のネットワーク(家族関係)の修復がもたらす治療的効果であった。OD は急性期のみならず慢性期の統合失調症に対しても有効であり,ACT チームの支援活動にも親和性が高い。今後,精神医療のさらなる地域移行を促進する上で,OD の導入はきわめて有意義なものとなるであろう。
Key words:open dialogue, schizophrenia, tolerance for uncertainty, reflecting, polyphony

■資料
●大学におけるメンタルヘルス対策の検討─入学時のメンタルヘルス健診と在学中の精神科受療行動との関連から─
井﨑ゆみ子  武久美奈子  大森 哲郎
 GHQ28を用いた一次健診と,後日の精神保健面接(二次健診)を実施した平成20年度から23年度までの入学時メンタルヘルス健診結果と在学中の徳島大学保健管理センター精神科受診について調査し関連を検討した。二次健診対象者と非二次健診対象者の在学中の当センター精神科受診率は,前者が平均10.6% であったのに対し,後者は2.1% であり,入学年度の違いの影響を除いても二次健診対象者の同受診率が有意に高かった。二次健診でのICD-10で何らかの診断がついた者の割合は平均17% であり,神経症性障害が70% を占め,気分障害が5 % であったが,在学中の精神科受診では気分障害が増え17% を占めていた。入学時のメンタルヘルス健診は,入学早期の精神保健的支援および在学中に精神保健上の問題を抱えた際の受療行動としてのセルフケア行動を起こす契機となっていると考えられた。
Key words:mental health, university student, mental health examination, medical care-getting behavior


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