月刊
精神科治療学 第32巻07号
2017年07月
《今月の特集:認知行動療法をはじめとする精神療法の使い分け—症例から考える—》
どの精神療法を使うか迷っている臨床家必読!いまや精神療法といえば認知行動療法(CBT)といえるぐらいCBTが普及したが、特にマインドフルネスを取り入れた第三世代CBTには様々な技法があり、その使い分けに迷うことはないだろうか。今回の特集では、例として慢性疼痛の症例を各技法の専門家に提示し、それぞれの技法の特徴を踏まえて提示症例にどのように適用するかわかりやすく解説。さらに対比として精神分析的精神療法、森田療法、内観療法も取り上げた。CBTをはじめとする様々な精神療法を使い分ける際のガイダンスとして最適の特集。
JANコード:4910156070771
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【特集】 認知行動療法をはじめとする精神療法の使い分け─症例から考える─
- 特集にあたって
兼本浩祐
- 一般精神科医はどのような事例にどの認知行動療法を適用すればよいか─他の様々の精神療法との比較も踏まえて─
兼本浩祐
- 認知行動療法の歴史的展望
井上和臣
- 慢性痛に対する認知行動療法・その他の精神療法のエビデンス
近藤真前,渡辺範雄
- 認知療法からの診立てと治療方針
沼田法子,清水栄司
- 行動療法(問題解決療法)からの診立てと治療方針
松岡紘史
- アクセプタンス&コミットメント・セラピーからの診立てと治療方針
伊井俊貴,武藤 崇
- マインドフルネスによる慢性疼痛の診立てと介入
田中智里,藤澤大介
- 持続エクスポージャー療法からみたPTSD
金 吉晴
- 弁証法的行動療法からの診立てと治療方針
小野和哉
- 対人関係療法からの診立てと治療方針
宗 未来
- 森田療法からの診立てと治療方針
平林万紀彦
- 精神分析における,道具的側面と創発的側面
白波瀬丈一郎
- 内観療法の立場からの診立てと治療方針
長島美稚子,吉本博昭
- 慢性疼痛患者への行動活性化の診立てと方針
神人 蘭,高垣耕企,吉野敦雄 他
- メタ認知療法からの診立てと治療方針
田島大暉,境 泉洋
- コンパッション・セラピーからの診立てと治療方針
有光興記
- 精神療法においてポジティブサイコロジー手法をどのように用いるか
須賀英道
研究報告
- 精神的ストレスにより退行が出現した2 症例─Jacksonism の視点から─
中西伸介,山中康裕
臨床経験
- ベンゾジアゼピン系薬剤が奏効した悪性緊張病2 例
北元 健,中森 靖,早川航一 他
連載
〔オピニオン〕
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