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月刊

精神科治療学 第32巻11号

2017年11月

《今月の特集:薬物依存症に対する最近のアプローチ》
薬物依存症の最近の治療法をわかりやすく解説した決定版!
薬物依存症は、治療継続とリハビリテーション、社会復帰支援、家族支援が何よりも大切である。本特集では、最近の臨床実践やさまざまな治療的取り組みを第一線の執筆者が紹介する。専門医療施設が圧倒的に不足している中で、一般精神科医も薬物依存症を診る機会が増えるが、本特集はこれから薬物依存症治療に取り組む精神科医療関係者にも最近の情報をわかりやすく解説。本特集で学べば、明日からの薬物依存症の臨床が格段に良くなる特集。

JANコード:4910156071174



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【特集】 薬物依存症に対する最近のアプローチ
  • 特集にあたって
    松本俊彦
  • 専門医でなくてもできる薬物依存症治療─アディクションの対義語としてのコネクション─
    松本俊彦
  • 精神科救急でもできる薬物乱用・依存への介入─相模原事件を受けて─
    成瀬暢也
  • 大学病院でもできる薬物依存症治療─専門外来開設の試み─
    常岡俊昭
  • 知っておいてほしい精神保健福祉センターの可能性と課題
    近藤あゆみ,白川教人,田辺 等
  • 知っておいてほしい民間支援団体の可能性と課題
    嶋根卓也
  • 薬物依存症患者に対する訪問看護は「イネイブリング」なのか
    渡邊敦子
  • Voice Bridges Project─薬物依存症地域支援のための「おせっかい」な電話による「声」の架け橋プロジェクト─
    熊倉陽介,高野 歩,松本俊彦
  • インターネットを活用した薬物使用者支援プログラム─日本における可能性と課題─
    高野 歩
  • 薬物使用者と医師─診療する義務と通報する義務─
    樽井正義
  • 日本における薬物政策の課題─海外との比較から─
    丸山泰弘
  • 薬物依存症支援とハームリダクション─犯罪から健康問題へ─
    古藤吾郎
  • 多剤併用に対する診療報酬の減算算定は向精神薬の処方動向にどのような影響を与えたか
    三島和夫
  • 規制強化は「危険ドラッグ」関連障害患者をどう変えたか
    谷渕由布子,松本俊彦
  • ポスト「危険ドラッグ」は何か?
    舩田正彦,大澤美佳,岩野さやか 他
  • 救急医療におけるカフェイン乱用の現状
    上條吉人
  • 市販薬の乱用・依存患者のために知っておきたい市販薬の成分
    平 憲二
  • 緩和医療の現場で薬物依存症にどうかかわるか?ケミカルコーピングと偽依存─疑いの目を持ちつつ,寄り添う気持ち─
    山口重樹,Donald R. Taylor
  • 薬物事件とメディア報道の課題
    田中紀子

研究報告

  • ギャンブル依存症の自殺リスクはGA参加で予防できるか?
    芦沢 健,橋本省吾,白石将毅 他

臨床経験

  • Lithiumにより改善のみられた反復性過眠症の1例
    武田隆綱

カレント・トピックス

  • 改正個人情報保護法と医学研究─「新しい」個人情報の定義とは─
    田代志門

連載

〔オピニオン〕

  • 多様なヒトの社会にみられる「テリトリー」「ルール」「階層性」─進化学的視点からの「身体」,「精神」,そして「社会」への一考察─
    高野 覚

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