月刊
精神科治療学 第33巻01号
2018年01月
《今月の特集:これだけは知っておきたい統合失調症 Ⅰ》
統合失調症の精神病理を解き明かす! 臨床上、最低限知っておきたい統合失調症の精神病理学について、先達の知識を平易に解説し、精神病理学に不慣れな精神科医でも今日の診断・治療に活かすことができる。統合失調症に改めて光を当てるとともに、精神科臨床の醍醐味を味わえる特集。
JANコード:4910156070184
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■第14回「精神科治療学賞」発表
【特集】 これだけは知っておきたい統合失調症Ⅰ
- 特集にあたって
古茶大樹
- 主体性の精神病理学─“自我障害”から症状論・病態論・治療回復論について考える─
前田貴記
- 自閉について
清水光恵
- 妄想知覚と真正妄想─その今日的位置づけ─
岩井圭司
- 統合失調症に特徴的な幻聴
柴山雅俊
- 統合失調症における思考障碍について
岡 一太郎
- 精神病後抑うつ
山科 満
- 自我漏洩症状と思春期妄想症
野間俊一
- 「統合失調症スペクトラム」(DSM-5)について─現代の統合失調症を知る─
杉原玄一
- 統合失調症亜型分類の有用性について
稲川優多,小林聡幸
- 統合失調症診断におけるSchneider の1 級症状の意義
針間博彦
- プレコックス感について
広沢正孝
- 統合失調症の初期症状─これまでの研究概念の概観─
松本和紀
- 統合失調症の予後と転帰は改善しているのか?
渡邉博幸
- 統合失調症は本当に軽症化しているのか?
田中伸一郎
- 統合失調症の発病と発症
工藤弘毅,針間博彦,古茶大樹
総説
- 統合失調症急性期における電気けいれん療法の有効性
長沼英俊
臨床経験
連載
〔心に残る症例〕
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