月刊
精神科治療学 第33巻12号
2018年12月
《今月の特集:摂食障害の今日的理解と治療 II》
摂食障害の最新情報をアップデート! 摂食障害は多くの精神科医が治療に苦慮する疾患の一つ。その本質は痩せ願望や肥満恐怖などの精神病理、過食/自己誘発性嘔吐などの行動異常にあり、精神科医もその治療に精通していなければならない。本誌は11月号と12月号の2号にわたり摂食障害を特集。12月号では、最新の国内外のガイドラインの紹介や新しい治療法、救急場面や重症例への対応、発症予防や地域連携などについて取り上げた。質・量ともに他に類をみない充実した特集は、摂食障害治療に携わる多くの方々の理解や対応に役立ち、支援の指針や励みとなり、治療の充実に寄与することだろう。また、摂食障害に興味を持ち、これから関わろうとする医療者にも役立つ特集。
JANコード:4910156071280
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【特集】摂食障害の今日的理解と治療 II
- 摂食障害治療の変遷と現在
小牧 元
- 摂食障害患者の動機づけ─モーズレイ式成人の神経性やせ症治療(MANTRA)より─
中里道子
- 摂食障害に関する治療ガイドライン
山田 恒
- 青年期神経性やせ症に対する家族療法─family based treatment(FBT)の実際─
鈴木 太,牧野拓也,上村 拓
- 摂食障害に薬物療法は有効か─何をいかに使うか─
原田朋子,山内常生
- 精神科でできる神経性やせ症の身体治療─浜松医大式入院治療プログラムの有用性と課題─
栗田大輔,竹林淳和
- 摂食障害患者が一般救急や他科に入院してきた場合に考えるべきこと,なすべきこと
新井久稔
- 重症の神経性やせ症患者に対する精神療法的介入は可能か
田中 聡
- 摂食障害の問題行動と対応─司法が関わるものを含めて─
浅見知邦,野村俊明
- 摂食障害の治療予後─抵抗例・重症例とは─
山下達久
- 摂食障害の啓発と発症予防の取り組み
西園マーハ文
- 摂食障害と地域連携─その現状と課題─
安藤哲也
- 摂食障害治療における学校との連携
郄宮靜男
- 摂食障害治療のこれからと課題
松林 直,中武伸元
臨床経験
連載
〔心に残る症例〕
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