月刊
精神科治療学 第34巻03号
2019年03月
《今月の特集:平成30年の診療報酬改定のインパクト—精神科診療はどう変わったのか?変わっていくのか?—》
検証!診療報酬改定1年後 平成30年度の診療報酬改定から1年が経過した今、患者に対して本当に有益な改定なのか、残された問題点は何かなど、改めて改定の実像を解説。精神科救急や精神科訪問看護、認知症医療、措置入院など、各方面のエキスパートが、この改定によりどのような影響が生じているか、算定要件をクリアするためにはどのような方法が求められるのかなど、すぐに臨床に役立てるための方向性を示した。医業経営に直結する重大な関心事である診療報酬について、その複雑な内容や算定要件等々をわかりやすく解説した精神科医療関係者必読の特集。
JANコード:4910156070399
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【特集】 平成30年の診療報酬改定のインパクト─精神科診療はどう変わったのか?変わっていくのか?─
- 特集にあたって
渡邉博幸
- 近年における精神保健医療福祉行政の変遷と診療報酬改定の概略
柳田真紀子,寺原朋裕,得津 馨
- 平成30年度障害福祉サービス等報酬改定とのリンケージ
源河真規子
- 診療報酬改定の歴史的経緯や方向性─精神科医療現場から─
松本善郎
- 精神科救急入院料の認可要件改定で精神科救急はどう変わるか?
平田豊明
- 精神科訪問看護算定要件の変更が意図するところ
瀬戸屋 希,萱間真美
- 診療報酬改定の概要と睡眠薬と抗不安薬の処方に及ぼす影響
三島和夫
- ハイリスク妊産婦連携指導料と母子保健─精神保健連携
渡邉博幸,榎原雅代
- 認知症医療に関する診療報酬改定
三浦伸義
- 精神科措置入院に関する診療報酬改定─退院後の医療・支援の充実─
藤井千代
- 認知療法・認知行動療法の診療報酬改定の今後の要望案について─認知行動療法師(士)のような専門職を含めて─
清水栄司,吉村健佑
- 総合病院・大学病院精神科は診療報酬改定によりどう変わったのか?─院内での評価などについて─
小石川比良来
- 精神科デイケアとショートケアをめぐる時代状況の変化─診療報酬減算化の中で今後の活路はどこにあるのか?─
古屋龍太
- 診療報酬と心理職
花村温子
臨床経験
- 長期経過の中で回復が得られたアルコール性コルサコフ症候群の一例
姜 善貴,大石 智,井上朋子 他
連載
〔心に残る症例〕
- 褐色細胞腫に続発し死の転帰をたどった器質性精神障害の症例を経験して─精神科と身体科の「谷間」で─
井上雅喜
〔オピニオン〕
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