月刊
精神科治療学 第35巻11号
2020年11月
《今月の特集:良き臨床精神科医を育てるために─精神科臨床教育の工夫─》
良い精神科医を育てるにはどうすればよいのか。
これまでは、教える知識や技術の内容ばかりに関心が向けられがちであったが、実際に必要とされているのは指導者が「どのように教えるのか」であることから、本特集では、専攻医や研修医への指導上のさまざまな工夫や考え方などを紹介。指導に役立つ実践の数々と知恵が詰まった一冊。
JANコード:4910156071105
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【特集】良き臨床精神科医を育てるために─精神科臨床教育の工夫─
- 特集にあたって
古茶大樹
- 実証主義的精神医学は精神医学教育にどのような影響を与えたのか
古茶大樹
- 研修医の指導のポイント
大石 智
- 専攻医の指導のポイント
賀古勇輝
- 一つのケースをどのように理解すべきか─「見立て」の構造と方法─
豊嶋良一
- 問診の仕方はどのように指導したらよいか
戸田裕之
- 評価尺度の使い方の指導
中尾智博
- 医師─患者関係─その倫理的側面と精神療法的側面─
白波瀬丈一郎
- 精神病理学・精神症候学の学ぶべき範囲と指導のポイント
阿部隆明
- 臨床診断における伝統的精神医学とICD─10,DSM─ 5
針間博彦
- 臨床精神薬理学をどう指導するか
三宅誕実
- 画像診断の学び方とその指導
安野史彦
- 脳波判読の訓練について
兼本浩祐
- 外来通院精神療法の指導
井原 裕
- 臨床教育としての症例報告─指導医の役割─
仙波純一
- 患者提示(présentation de malade) 私にとっての意義
加藤 敏
- 学会発表の指導─効果的なオーラル・プレゼンテーションのために─
中川敦夫
〔特別寄稿〕かつての精神科臨床教育はどのようなものだったのか─外来初診患者の予診と本診陪席─
中安信夫
〔総説〕若手臨床医との協働からみた精神保健福祉士・社会福祉士の新たな専門職像
─地域共生社会の実現(精・社)と医療ユーザーの自己決定支援(精)─
大西次郎
〔資料〕精神療法入門─良い精神科医になるために─
川上正憲
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