月刊
精神科治療学 第36巻02号
2021年02月
《今月の特集:「標準的精神科医」へのすすめ—プロと呼ばれるために私たちは何を習得すればよいか—Ⅰ》
精神科医がプロとして最低限、持つべき知識や技能とは何か! 本特集は、これができるならば、あるいはこの知識を持っているならば、他科の医師と差別化できる精神科のプロであると言える知識や技能を、精神科各分野の専門家が提示。特集Ⅰの今号では、精神科医に必要とされる精神療法の基本や見立てる力、強制入院の制度や問題点、公的制度を活用した当事者支援、土台としての精神病理学、脳波や画像の基本、リエゾン精神医学、知っておくべき児童精神科や成人発達障害について、さらには認知症をはじめとする器質性精神疾患を取り上げた。精神科専門医をめざす専攻医に長く役立ち、さらにはベテラン精神科医が知識や技能を見直すために最適。
JANコード:4910156070214
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【特集】「標準的精神科医」へのすすめ─プロと呼ばれるために私たちは何を習得すればよいか─Ⅰ
- 特集にあたって
兼本浩祐
- 精神科医に必要とされるもの─精神療法マインドと見立ての力を育むために─
中尾智博
- 強制治療に踏み込むための標準的知識と技能
山中浩嗣
- 公的制度を活用するための標準的知識と技能
中山達也
- 標準的精神科医が知っておくべき精神病理学
古茶大樹
- 標準的精神科医が知っておくべき転移と逆転移
飛谷 渉
- 標準的精神科医が知っておくべき脳波所見
兼本浩祐
- 標準的精神科医が知っておくべき画像所見
乾 好貴
- コンサルテーション・リエゾン精神医学のための標準的知識と技能
西村勝治,赤穂理絵,高野公輔
- 担がん患者をみるための標準的知識と技能
明智龍男
- 標準的精神科医が知っておくべき児童精神科の知識と技能
本田秀夫
- 成人の発達障害をみるための標準的知識と技能─自閉スペクトラム症を中心に─
宮岡 等,大石 智,宮地英雄
- 認知症をみるための標準的知識と技能
數井裕光
- 依存症・嗜癖をみるための標準的知識と技能
松本俊彦
- 睡眠障害をみるための標準的知識と技能
渥美正彦
総説
- 脳炎後症候群,微細脳損傷・微細脳機能障害から,注意欠如・多動症へ─DSMの提唱,主導,そして自己改革─
清水康夫
臨床経験
- 精神科一般外来におけるうつ病患者の就学支援
武田隆綱
- Refeeding 症候群による低カリウム血症において高脂質/低炭水化物の経腸栄養剤が有効だった神経性やせ症の1例
藤井淳人,荒木基亮,増田直哉 他
連載
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