月刊
精神科治療学 第36巻03号
2021年03月
《今月の特集:標準的精神科医」へのすすめ—プロと呼ばれるために私たちは何を習得すればよいか—II》
精神科医がプロとして最低限、持つべき知識や技能とは何か! 前号に続き、これができるならば、あるいはこの知識を持っているならば、他科の医師と差別化できる精神科のプロであると言える知識や技能を、精神科各分野の専門家が提示。特集IIの今号では、うつ病、双極性障害、統合失調症といういわゆる内因性精神疾患や、強迫症、パニック症、解離・転換症状といういわゆる神経症圏、また摂食障害、さらにはてんかんを取り上げた。精神科専門医をめざす専攻医に長く役立ち、さらにはベテラン精神科医が知識や技能を見直すために最適。
JANコード:4910156070313
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【特集】「標準的精神科医」へのすすめ─プロと呼ばれるために私たちは何を習得すればよいか─II
- 単極性気分障害(うつ病)を診断するための標準的知識と技能
中川 伸
- 単極性気分障害(うつ病)を治療するための標準的知識と技能
竹林 実
- 双極性障害を適切に診断するために求められる知識とスキル
白川 治
- 双極性障害を治療するための標準的知識と技能
松尾幸治
- 統合失調症を診断するための標準的知識と技能
松本和紀
- 統合失調症を治療するための標準的知識と技能─リカバリーの促進と多職種チーム支援の実践─
鈴木耕輔,木村 大,渡邉博幸
- 摂食障害をみるための標準的知識と技能
野間俊一
- 強迫症(OCD)をみるための標準的知識と技能
松永寿人,林田和久,前林憲誠
- パニック症(障害)をみるための標準的知識と技能
高塩 理,須藤英俊,福島隆総
- 解離・転換症状をみるための標準的知識と技能
大饗広之
- 精神科医がてんかんをみるための標準的知識と技能
兼本浩祐
〔総説〕標準的精神科医が心得るべき,精神保健福祉士・社会福祉士と刑事司法の連携強化の実像─触法精神障害者(精),累犯高齢者・知的障害者(社)─
大西次郎
研究報告
- 薬物関連問題を持つ人たちのNA 参加は自殺を低減できるか?
芦沢 健,古屋 葉,佐藤正俊 他
- トークン表を用いて心理的介入を行った神経性無食欲症の8歳男児例
細川里瑛,山崎聖広,河邉憲太郎 他
- 危険運転致傷罪で逮捕勾留後に著明な妄想追想を呈した1鑑定例
齋藤慎之介,加藤 敏
臨床経験
- Clozapine投与5年後に禁煙した後に好中球減少症を呈した統合失調症の1症例
小松 浩,大野高志,石田雄介 他
- 認知症のある人の家族介護者に対する心理教育プログラムの有効性の検討
姜 善貴,大石 智,滝澤毅矢 他
連載
〔オピニオン〕
- アルコール依存症の患者さんを増やさないために─日本禁煙学会からヒントを得ての一考察
浜田 旭
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