月刊
精神科治療学 第37巻02号
2022年02月
《今月の特集:多様性が求められる精神科的危機介入》
精神科医は多岐にわたる危機介入場面に対応できる治療技法を身につける必要がある。さらにはコロナ禍における危機介入場面にも対応しなくてはならない。本特集では、他科からの要請も含めた様々な精神科的危機介入場面における精神科医の多様な役割について、周産期、DV、児童虐待、自殺未遂、アディクションなど特に問題となるテーマを取り上げ、さらにコロナ禍における精神科救急医療体制の再構築について、5つの自治体と施設の取り組みを紹介。また、令和4年の診療報酬改定に向けた精神科救急医療の動向も概観した。精神科的危機介入という非常時に慌てず適切に対応するために必読の特集。
JANコード:4910156070221
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【特集】多様性が求められる精神科的危機介入
- 特集にあたって
松尾幸治
- 周産期における精神科的危機介入─わが国における現状と展望─
鈴木利人
- 在宅医療を取り巻く変化と精神科的危機介入
長谷川直実
- ドメスティック・バイオレンスと児童虐待における精神科的介入
小平雅基
- 自殺未遂者への危機介入の発展
大塚耕太郎
- 児童・思春期例の精神科的危機介入
菊地祐子
- 精神疾患における身体的エマージェンシー
賀古勇輝
- 一般精神科病棟における強度行動障害を有する知的障害児者
山下 健
- アディクション問題におけるエマージェンシー
橋本 望
- 新興感染症パンデミックにおける精神科的危機介入─COVID─19パンデミックがもたらす教訓─
富田博秋,國井泰人,臼倉 瞳 他
- 東京都と都立松沢病院における精神科救急医療体制の変化
大澤達哉
- コロナ禍における石川県と金沢大学附属病院における精神科救急医療体制の変化
菊知 充,内藤暢茂
- 埼玉県と埼玉医科大学病院におけるコロナ禍での精神科救急医療体制の変化
松岡孝裕,渡邊さつき,松尾幸治
- 精神科における新型コロナウィルス感染患者対応の近況─岡山県の場合─
来住由樹,矢田勇慈,川田清宏 他
- コロナ禍における沖縄県立精和病院の診療体制と一般精神科救急
親富祖勝己
- 2022(令和4)年の診療報酬改定に向けた精神科救急医療の動向
杉山直也
臨床経験
- メチルエフェドリンを含まないブロン液の長期乱用により幻覚妄想状態を呈した1症例
武田隆綱
カレント・トピックス
- 遠隔講義の大学生のメンタルヘルスに与える影響─COVID─19による急激な教育環境の変化─
足立浩祥,池田 学
連載
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