月刊
精神科治療学 第39巻06号
2024年06月
《今月の特集:脳を調整する—新時代の治療技法—》
電気刺激や磁気刺激等により脳を直接刺激して症状改善を図るニューロモデュレーション。従来の治療法では改善しない一部の患者さんにも効果が認められるため、治療の可能性を広げるチャンスとなる。精神科治療の最先端で進められているニューロモデュレーションの技法に触れることは、読者にとって刺激的な体験となる。
JANコード:4910156070641
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【特集】脳を調整する─新時代の治療技法─
- 特集にあたって
金沢徹文
- ニューロモデュレーション治療の歴史と現在地
金沢徹文
- 電気けいれん療法(ECT)は倫理的な治療か─「体験の連続性」剥奪を考える─
上田 諭
- ECTの現状とトピックス
諏訪太朗,高宮彰紘
- 電気けいれん療法(ECT)の麻酔薬の重要性
奥村正紀
- 反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)保険診療の普及状況と適正使用に向けた取り組み
髙橋 隼
- 反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)のうつ病治療におけるドーパミン系の役割
森島陽介
- 反復経頭蓋磁気刺激療法の刺激法と刺激位置
池田俊一郎,佃 万里
- 経頭蓋直流電気刺激(tDCS)の各国での使用状況
西田圭一郎
- うつ病以外の精神疾患への経頭蓋直流電気刺激(tDCS)治療
小坂浩隆,幅田加以瑛,小和田航太郎
- 精神疾患に対する経頭蓋直流刺激の刺激部位と効果の差異
山田悠至,住吉太幹
- 精神疾患領域におけるニューロフィードバックのアンブレラレビュー
千葉俊周,村上未紗,川人光男
- EMDR中の脳では何が起こっているのか?
市井雅哉,柿木慎吾,南川華奈 他
- 脳神経内科疾患における脳深部刺激療法(DBS)
大山彦光
- ブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)の精神科診療への期待
栁澤琢史
- シート型脳波計の認知症診療への応用
畑 真弘,宮﨑友希,池田 学
- 磁気けいれん療法の最先端
林 大祐,五十嵐 俊,野田隆政 他
- 迷走神経刺激療法(vagus nerve stimulation:VNS)のうつ病への臨床応用について
竹林 実
- 〔臨床経験〕薬物乱用頭痛の患者に対してlasmiditanが奏効した2例─精神科の立場で片頭痛を背景とした薬物乱用頭痛の治療戦略を考える─
井上 悟
臨床経験
- 統合失調症患者の持効性注射剤導入における病棟薬剤師の関わり
德谷 晃,向井馨一郎,木村 健 他
カレント・トピックス
- 薬価の安い薬はなぜ入手しにくくなったのか?
齊尾武郎,宮岡 等
連 載
〔心に残る症例〕
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