月刊
精神科治療学 第39巻08号
2024年08月
《今月の特集:こんなときどうする?いまさら聞けないうつ病治療における薬物療法—虎の巻—》
うつ病のガイドライン通りに治療が進まない場合やカバーしきれない場面で、どう対応するか?日々アップデートされるうつ病の薬物療法の最新情報に触れる機会が少ない臨床現場においても、様々な背景を持つうつ病の患者さんに適切な薬物療法を提供する必要がある。本特集では、仮想症例を掲示しながら、ガイドラインを補足。若手からベテランまで役立つ特集。
JANコード:4910156070849
定価 3,190 円(本体2,900 円 + 税)
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【特集】こんなときどうする?いまさら聞けないうつ病治療における薬物療法─虎の巻─
- 特集にあたって
中野和歌子
- うつ病の薬物療法においてガイドラインと臨床現場の架け橋になる基本的な考え方
中野和歌子,稲田 健
- うつ病患者の薬物療法の治療導入のポイント
伊賀淳一
- 抗うつ薬の臨床症状による使い分けは可能であるか?
吉村玲児
- 初期治療で効果不十分な時のうつ病薬物療法
堀越 翔,三浦 至
- うつ病治療中に双極性障害を疑う際の薬物療法のポイント
菅原裕子
- うつ病に生じる睡眠障害の診かたと薬物療法のコツ
鈴木正泰,木附 隼,大槻 怜 他
- うつ病患者の治療を引き継いだ際に,薬物療法の検討が必要と判断された場合─抗うつ薬について─
村尾昌美,渡邊衡一郎
- うつ病患者の治療を引き継いだ際に,薬物療法の検討が必要であると判断される場合
─抗うつ薬を服用せずに抗不安薬,睡眠薬のみを服用している場合について─
宇佐美貴士
- うつ病の薬物療法中の有害事象および副作用に対する考え方について
高橋 純,古郡規雄
- うつ病の薬物療法の終結の考え方
寺尾 岳
- 産後うつ病における薬物療法の考え方
菊地紗耶,小林奈津子,富田博秋
- うつ病患者の就労状況に応じた薬物療法の注意点
岩本邦弘
- アルコール使用障害を合併したうつ病患者の薬物療法
真栄里 仁,岡 桜子,米本朋子 他
- 高齢者のうつ病の薬物療法のポイント
前嶋 仁,馬場 元
- 児童思春期のうつ病への薬物療法の注意点
辻井農亜
研究報告
- 薬物依存症の男性同性愛者2例の人生にみる生きづらさ─ナラティブスロープの作成を通して─
南 庄一郎
臨床経験
- 精神科領域での末梢起源型レビー小体病の診断・治療・対応─REM睡眠行動障害に嗅覚障害と多様な自律神経症状を呈したレビー小体病の1例─
林 眞弘,小林克治
- 両側淡蒼球に限局した斑状石灰化を伴った非定型認知症の一例
正山 勝
カレント・トピックス
- 修正型電気けいれん療法で用いる筋弛緩薬suxamethonium供給停止問題を振り返る
松尾幸治
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