月刊
精神科治療学 第40巻04号
2025年04月
《今月の特集:身体的不定愁訴を解く》精神科臨床において、不明瞭で捉えどころのない身体症状、いわゆる身体的「不定愁訴」への対応を求められることが少なくない。本特集では、精神疾患との鑑別や治療転帰、子どもや高齢者への対応など、多角的な視点で不定愁訴にどう向き合えば良いのか、その方策を示した。身体的不定愁訴という難題の解決策を見出す特集。
JANコード:4910156070450
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【特集】身体的不定愁訴を解く
- 特集にあたって
尾鷲登志美
- 身体的不定愁訴の疫学
村松公美子
- 身体的不定愁訴概念の起源を求めて─ヒポコンドリー,神経衰弱,そして遷延性身体症状(PPS)まで─
西依 康
- 身体的不定愁訴の治療につながる生物心理社会モデル
吉野敦雄
- 身体的不定愁訴を呈する精神疾患の鑑別
山田和男
- 身体的不定愁訴に隠れている“てんかん”を見出す
兼本浩祐
- 身体症状症,機能性神経学的症状症,作為症,詐病の鑑別ポイント
吉益晴夫,安田貴昭,倉持 泉 他
- 身体的不定愁訴と目的反応を見極める
池田和弘
- 機能性身体症候群に併存する精神疾患
大坪天平
- 身体的不定愁訴の治療転帰─身体症状症の場合─
小川奈保,名越泰秀
- プライマリ・ケアにおける5ステップの不定愁訴診療─デンマークにおけるTERMモデルの日本への導入─
太田大介
- 子どもの機能性身体症状
岸本真希子,永井 章
- 高齢者における身体的不定愁訴への対応
大矢 希,名越泰秀
- 忙しい外来で役立つ身体的不定愁訴への対応法
宮田靖志
<コラム>
- 身体の不定愁訴をめぐって─精神科の立場から─
宮岡 等
- 身体不定愁訴をめぐって─心療内科の立場から─
橋本和明,田野邉果穂,端詰勝敬
- 身体的不定愁訴をめぐって─総合診療医の立場から─
石丸裕康
臨床経験
自著海外誌論文の紹介
- ギャンブル動機がギャンブル問題に与える影響
河本泰信
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