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年一回刊

治療の聲 第13巻01号

2012年10月

治療の聲 13巻1号 《今回の特集》
 特集1 東日本大震災:新たなる臨床の風貌
 特集2 災害と精神医療:神戸=東北ホットライン
 特集3 討論:サリヴァンのエンパシー概念の深みへ

震災後1年半を経過した現在、被災地のただ中で精神科医療に携わる支援者たちは被災地でのメンタル面での問題について何を感じているのか。 特集1では、被災地の周辺からの思い、臨床倫理の問題、被災地における臨床、専門職によるボランティア活動、阪神淡路大震災との関係などさまざまな視点からの貴重なメッセージの数々を収載する。特集2は、今年行われた神戸大学精神科での講演会「災害と精神医療」から4つの講演の記録。 神戸と東北の支援者の活発な意見の交換により災害支援システムの問題点が浮き彫りに。特集3では、サリヴァンの「エンパシー」概念をめぐり3名の論客が議論を戦わせる、本誌ならではの画期的内容。

ISBN:978-4-7911-7717-2


【特集1】 東日本大震災:新たなる臨床の風貌
  • 特集にあたって―太陽にできた黒い刺―
    杉林 稔

  • 1F(福島第一原子力発電所)への最前線,いわきからの声
    熊谷一朗

  • 災厄と弔いをめぐる断想―遺影・家族写真と弔いの形―
    川村邦光
  • 被災地の周辺にて―「他者の苦しみへの責任」として―
    五十嵐善雄
  • 私たちにとっての被災体験
    小川 恵
  • 三陸の海に響け「ふるさと」の歌声
    智田邦徳
  • 東日本大震災から1年が過ぎて―こころのケアについて,あらためて考える―
    林みづ穂
  • 災害時精神保健医療活動における臨床倫理
    黒澤美枝
  • 医師と震災支援ボランティア
    山上実紀 宮地尚子
【特集2】 災害と精神医療:神戸=東北ホットライン
  • 講演I「福島県相双地域における精神科医療保健福祉システムの再構築に向けて」
    大川貴子
  • 講演II「東日本大震災における精神保健医療・宮城での経験から」
    松本和紀
  • 指定発言I「東北の被災地から学ぶこと」
    加藤 寛
  • 指定発言II「相馬でのこころのケア支援に参加して」
    新川賢一郎
  • 神戸大学医学部精神神経科医局会学術講演会によせて
    菱本明豊
【特集3】 討論:サリヴァンのエンパシー概念の深みへ
  • 短報 サリヴァンのempathyについて
    川本立夫
  • 川本氏の短報についてのコメント
    藤城 聡
  • サリヴァンの情動連動empathyとテレパシー
    太田裕一

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