臨床精神病理 第18巻02号

1997年

• 会長講演「双生児研究と精神病理学」
  飯田眞

• シンポジウム「精神病理学の可能性」 シンポジウムの開催にあたって
  笠原嘉

• 認知科学から見た分裂病の症状論
  丹羽真一

  • 指定討論：生物学的精神医学と精神病理学
    原田憲一

• 精神病患者の病識と患者役割受容スケール 　――計量精神医学からのアプローチ
  林直樹　山科満　五十嵐禎人

  • 指定討論：病識問題の潮流
    金吉晴

• 分裂病の多次元診断と治癒過程
  中井久夫

  • 指定討論：治療と精神病理学
    土居健郎

• 摂食障害の時代変遷
  横山知行

  • 指定討論：社会文化的変動が摂食障害にもたらす影響
    牛島定信

• シンポジウム「精神病理学の可能性」を終えて
  松浪克文

• 全生活史健忘の再発を含む多彩な症状を呈した解離性障害の1例 　――その症状変遷をめぐって
  大矢大　権野一敏　角谷岳郎　他

• 多重人格の一例
  中西俊夫　高橋俊彦　西岡和郎

• 狂気の外観――19世紀ヨーロッパの観相学(physiognomy)と精神医学
  酒井明夫　黒澤美枝

• Georg Groddeckの思想とその再評価
  野間俊一