臨床精神病理 第38巻02号

2017年8月30日

原著論文

• アメンチアにおける不安──産後の一症例を通じて
  杉山　通
• 慢性化したうつ病患者への集団認知行動療法による改善過程─発生的認識論の視点による考察─
  井口　博登

研究の周辺

• 『懐郷と犯罪(Heimweh und Verbrechen)』（Jaspers, K.）を読み直す─自閉スペクトラム症の視点から─
  二木　文明

日本精神病理学会　第39回大会（浜松）

• 教育講演Ⅱ：人工生命化する社会の中で，われわれはいかに生きるべきか
  池上　高志
• 教育講演Ⅲ：自閉症スペクトラム障害への心理療法の試みと時代性
  河合　俊雄
• シンポジウムⅡ「スピリチュアリティと精神病理」
  • シンポジウムまで
    大宮司　信
  • 精神医学のスピリチュアル・ケア
    濱田　秀伯
  • 「すがること」と「だまされること」の精神病理
    香山　リカ
  • スピリチュアリティと「うつ」とポジティブ思考
    堀江　宗正
  • シンポジウムを終えて
    松田真理子
• シンポジウムⅢ「自閉スペクトラム症・時間・私」
  • シンポジウムⅢ「自閉スペクトラム症・時間・私」を企画して
    清水　光恵
  • 自閉スペクトラム症における時間と＜私＞─時間の流れ／流れっ放し─
    清水　光恵
  • この人が〈わたし〉であるとはいかなることか
    荒畑　靖宏
  • 記憶の発達と“心的タイムトラベル”─自閉スペクトラム症と定型発達の比較─
    内藤　美加
  • 「自己」の病理にまつわる自閉スペクトラム症の症候論
    十一　元三
  • 自閉スペクトラム症の精神病理学への期待─シンポジウムを終えて─
    加藤　敏

ケースカンファランス（第39回日本精神病理学会　夜話会）

• 発達障害における治療と育ち
  山田　敦朗

学会印象記

• ドイツ現象学的人間学・精神医学・精神療法学会（DGAP）主催国際大会「無意識の諸相」に参加して
  和田　信