変わりつつある精神医療と向精神薬
近代の精神医療の変遷
DSM-IIIの登場と新クレペリン主義の台頭
こころの薬のトピック
不安とうつの治療薬をめぐる最近の話題
-SSRIブームとRIMA-
スマートドラッグにご注意を
脳に作用する薬,向精神薬とは
不安の治療薬
うつ病の治療薬
SSRIの登場
精神分裂病の薬物療法の最近の進歩
-クロザピンとそれを追う非定型抗精神病薬-
クロザピンの登場
クロザピンの再評価と難治性分裂病に対する有効性
非定型抗精神病薬の開発-安全なクロザピンを求めて
分裂病の新たな生物学的仮説を求めて
-NMDA受容体機能低下仮説
遺伝子研究の臨床応用-各種受容体遺伝子の多型性と治療反応性
新薬開発と薬物療法の課題
単なる薬から統合的なセラピーに
バイオサイコソーシャルモデルでこころの薬をみる
EE-家族の感情表出と分裂病の再発予防が教えるもの
バイオサイコソーシャルモデルで各種の治療アプローチをみる
バイオサイコソーシャルモデルからみた薬の役割
リハビリテーション-復権,最後に残されたもの
抗精神病薬の有効性とその証明
-RCTの論理と倫理-
抗精神病薬の有効性と症状評価尺度
ルカ効果
-耕されるこころの病のマーケット-
こころの病のマーケットと消費者のニーズ
こころの薬は効く-うつ病の場合とコクラン共同計画
パニックに効く
強迫や衝動性,過食に効く
慢性のうつにも効く-気分変調症の場合
抗うつ薬の時代の薬ののみ合わせとチトクロームP450
-その1-
アメリカのSSRIブーム
強迫スペクトラム障害とセロトニン
薬の相互作用と肝臓のチトクロームP450
抗うつ薬の時代の薬ののみ合わせとチトクロームP450
-その2-
心電図のQT延長とtorsades de pointes-死に至る不整脈
チトクロームP450-特に3A3/4を介した危険な薬ののみ合わせ
3A3/4酵素の自己誘導により酵素活性が高まる
-カルバマゼピンの場合
薬歴管理と薬ののみ合わせ
リチウムの謎
-躁うつ病の秘密を解く鍵-
躁うつ病を生きる
リチウム登場の歴史
リチウム療法の実際
リチウムを追う新しい気分安定薬
エビデンスを売れ
-話題のアルツハイマー病治療薬を探る-
アルツハイマー病
アルツハイマー病の病理とアセチルコリン低下説
タクリンの失敗とドネペジルの登場
プラセボ効果の呪い
-壁にぶつかる新薬開発とアメリカ新薬事情-
期待の新薬開発の挫折
今アメリカで話題の薬
競争が激化する精神病の治療薬