松沢病院120年／年表

東京都立松沢病院は、現存する日本最古の公立精神病院である。その現場の医師らが、精神医療史的立場から120年の足跡を記した。松沢病院のみならず精神医療の歴史的記録をも包含する本書は、精神病院を語るに欠くことのできない文献になるだろう。ここに記されたあゆみは、さらに未来へとつづく。精神医療に関心をもつすべてのひとびとに。

松沢病院120周年記念誌刊行会編

定価 3,960 円（本体3,600円 + 税）　B5判　並製　128頁
ISBN978-4-7911-0432-1〔2001〕

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1　松沢病院120年年表

2　松沢病院120年の歩み―概説　　風祭　元

3　診療・各部門の歩み

1. 精神科救急診療の歩み　　分島　徹
2. 精神障害者身体合併症診療の歩み
   
   1. 内科(稗田正志)
   2. 外科(羽生　丕)
   3. 脳神経外科(新井俊成)
   4. 整形外科(沼尾茲夫)
   5. 神経内科(安野みどり)
   6. 放射線科(岡田洋一)
   7. 歯科口腔外科(清田健司)
   8. 麻酔科(八木　崇)
   9. 検査科(土谷邦秋)
3. 社会復帰活動の歩み　　安西信雄
4. アルコール・薬物依存症医療の歩み　　熊谷直樹
5. 老年精神疾患医療の歩み　　入谷修司

4　研究室の歩み

1. 心理室でカジカをきく(現・第1研究室)　　藤原　豪
2. 脳波室と私(現・第2研究室)　　佐々木日出男
3. 化学室の歩み(現・第3研究室)　　加藤伸勝
4. 病理室　研究室の生い立ち・人材・研究・日常の生活(現・第4研究室)　石井　毅
5. 旧本館第5研究室の住人とその仕事(社会精神医学　現・第5研究室)　岡田靖雄

5　松沢病院史に関する主要文献解題　　風祭　元