自己実現への再決断（1980）（品切れ）

著者は、自己変革をもたらすための治療手段として、効き目のあるものならどんな方法でも取り入れている。この著者の「再決断療法」を本書は詳細に説明する。

M.&R.グールディング著　深沢道子訳

定価 3,630 円（本体3,300円 + 税）　四六判　並製　608頁
ISBN978-4-7911-0050-7〔1980〕

【第1章】再決断法について

【第2章】TAの概観

自我状態／〈子ども〉の自我状態／〈親〉の自我状態／〈成人〉の自我状態／交流／ストローク／時間の構造化／ゲーム／ラケット／禁止令と拮抗禁止令／決断／スクリプト

【第3章】イムパスと再決断

要約

【第4章】契約

契約のプロセス／自殺をしないという契約と、殺人をしないという契約／精神病の発病をしないという契約／契約を渋るクライエントや、自発的ではないクライエントとの契約／受けいれられない契約の、変更／契約なしの治療／裏面の契約

【第5章】ストローキング

ストロークを与えること／ストロークを受けとること／ストロークを求めること／自分自身をストロークすること

【第6章】感情

怒り／抑圧された怒り／批判、非難／悲しみ／恐怖と不安／抑圧された恐怖／恥辱、不面目／罪悪感／後悔

【第7章】訣別

【第8章】再決断

再決断の場面／最近の場面／幼児期の場面／架空の場面／いろいろな場面の組み合わせ／内容、他の人、クライエント

【第9章】うつ病の治療

もし事態があまりひどくなれば、私は自殺する／もしあなたが変わらなければ、私は自殺する／私は自殺する。そうすればあなたは後悔するだろう（または、私を愛するだろう）／私はほとんど死にかけるところまでいく。そうすればあなたは後悔するだろう（または、私を愛するだろう）／私はおまえに私を殺させる／もし死んだとしても、私はあなたに目に物を見せてやる（鼻をあかせてやる）／たとえ自分を殺す破目になろうと、おまえに復讐してやる／要約

【第10章】強迫神経症――ケース・ヒストリー

【第11章】恐怖症――ある水曜の午後

【第12章】再決断の後で