戦後間もない頃、当時日本で必要とされていながら本格的に学ぶことのできなかった臨床神経内科学を学ぶために渡米。そしてレジデント期間中に、神経疾患の診断には神経病理学の裏付けが必要であることを痛感する。その後、神経病理学一筋の道を歩み、“平野小体”の発見等、その発展に計り知れない貢献をしてきた。そして今、この50年を振り返り、代表的な研究とそれにまつわる思い出を貴重な写真を交えながら興味深く語る。
平野朝雄著
定価
1,980 円(本体1,800円 + 税) 四六判 上製 148頁
ISBN978-4-7911-0516-8〔2003〕