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精神疾患100の仮説 改訂版(2004)(品切れ・オンデマンド販売)

精神疾患100の仮説 改訂版
精神医学の領域では、各疾患の背後にある仮説の数は極めて多い。本書では、これらの仮説のうち主要な仮説・理論を網羅的・百科事典的に100に集約。それぞれの仮説について、その根拠、限界、関連仮説に分けて詳しく解説する。これからの研究・診療の指針づくりには欠かせない書。改訂版では、てんかんの仮説、薬物依存の仮説の章を、最新の知見により大幅に刷新。
石郷岡純編
定価 4,950 円(本体4,500円 + 税) B5判 400頁
ISBN978-4-7911-0555-7〔2004〕
品切れ
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Contents
精神医学における仮説の意義と限界 石郷岡純

I.統合失調症の仮説 融道男

  1. 生物モデル:神経伝達物質関連
    ドーパミン仮説 大久保善朗
    興奮性アミノ酸仮説 石丸昌彦
    セロトニン仮説 濱村貴史,三木政人

  2. 生物モデル:脳局在仮説
    辺縁系仮説 丹羽真一,加藤光三
    前頭前野仮説 岸本英爾
    皮質機能低下・皮質下機能亢進仮説(Weinberger )  地引逸亀

  3. 生物モデル:情報処理障害仮説
    視床フィルター機能不全仮説(Carlsson ) 豊嶋良一
    認知障害仮説 平松謙一
    注意障害仮説 田辺英一,小島卓也

  4. 生物モデル:脆弱性仮説
    胎生期異常仮説 岡崎祐士
    自己免疫仮説 秋山一文
    ストレス逆耐性仮説 沼知陽太郎,曽良一郎,吉田寿美子,佐藤光源

  5. 社会心理モデル
    ストレス・脆弱性モデル 仮屋暢聡,江畑敬介
    家族病因論,感情表出(EE )研究,そして家族心理教育 三野善央
    パーソナリティ要因モデル 坂口正道
    力動的成因論 五味渕隆志

  6. 統合モデル
    Ciompi 橘川清人
    Zubin の脆弱性モデル 昆啓之
    Liberman のストレス脆弱性対処力量モデル 根本豊實

II.気分障害の仮説 野村総一郎

  1. 生物モデル:神経伝達物質関連
    セロトニン仮説 竹林実,加賀谷有行,山脇成人
    ノルエピネフリン仮説 中河原通夫
    ドーパミン仮説 高橋義人,小山司
    モノアミン欠乏仮説 山田和男
    受容体機能亢進仮説 朝倉幹雄,松下卓郎,菩提寺伸人,長谷川洋
    GABA仮説 本橋伸高
    G蛋白質機能不均衡仮説 小澤寛樹

  2. 生物モデル:その他
    遺伝モデル 稲田泰之,米田博
    内分泌(HPA -axis 系)モデル 山田光彦
    位相前進仮説 石束嘉和
    脳器質障害モデル 川勝忍
    ストレス不適応仮説 久保田正春
    季節性感情障害と位相後退仮説 井上雄一

  3. 社会心理モデル
    幼少時心的外傷モデル 佐藤哲哉
    ネガティブ・ライフ・イベンツモデル 木島伸彦
    役割論 西岡和郎
    認知モデル 田中江里子,坂本真士,大野裕
    対人関係モデル 上原徹
    パーソナリティ要因 佐藤哲哉

  4. 統合モデル
    学習性無力仮説 野村総一郎
    エソロジーからの仮説 野村総一郎

III.パニック障害,全般性不安障害の仮説 坂井俊之,上島国利

  1. 生物モデル
    ノルアドレナリン系の機能異常説 田島治
    セロトニン系の機能異常説 田島治
    ベンゾジアゼピン(BZ )?γアミノ酪酸(GABA )系の機能異常説
    および関連する仮説 田島治
    窒息偽警報理論(Suffocation false alarm theory ) 野崎伸次

  2. 社会心理モデル
    認知機能異常モデル 穐吉條太郎
    ストレスモデル 穐吉條太郎

  3. 統合モデル
    Shear の生物学的モデルと認知・行動モデルの折衷的統合モデル 粥川裕平

IV.強迫性障害の仮説 中澤恒幸

  1. 生物モデル
    セロトニン仮説 中澤恒幸
    脳局在仮説 中澤恒幸

  2. 社会心理モデル
    認知障害モデル 種田真砂雄
    精神分析的仮説 鍋田恭孝
    学習理論 中澤恒幸

V.恐怖症の仮説 井上猛,小山司

  1. 生物モデル
    セロトニン仮説 井上猛,小山司

  2. 社会心理モデル
    条件づけモデル 岩本隆茂
    精神分析モデル 安岡誉
    認知モデル 北川信樹,小山司

VI.物質依存の仮説 尾崎茂

  1. 生物モデル
    薬物探索/摂取行動モデル 安東潔
    報酬系仮説ドーパミン仮説を中心に 宮田久嗣
    セロトニン仮説 鈴木勉
    分子生物学的仮説 樋口宗史

  2. 社会心理モデル(統合モデル)
    行動薬理(動物実験)からみた「個体薬物環境」 鈴木勉
    レセプターレベルからみた物質依存 氏家寛
    社会文化的要因からみた薬物乱用・依存の成因 妹尾栄一

VII.てんかんの仮説 兼子直,金井数明

  1. 神経伝達物質
    興奮系と抑制系の不均衡仮説 植田勇人

  2. その他
    イオンチャネル仮説 金井数明

VIII.児童の精神障害の仮説 杉山登志郎

  1. 自閉症
    遺伝モデル 星野仁彦
    神経学的モデル 白瀧貞昭
    神経心理学的モデル 杉山登志郎
    関係障害モデル 小林隆児
    チック,トゥーレット症候群 金生由紀子

  2. 遺尿症
    発達モデル 帆足英一
    心因モデル 佐藤喜一郎

  3. 行為障害
    学習モデル 河野荘子,本城秀次
    社会環境モデル 郭麗月
    遺伝モデルを含めて 長尾圭造

IX.睡眠障害の仮説 菱川泰夫

セロトニン仮説 香山雪彦,小山純正
ノルアドレナリン仮説 村崎光邦
プロスタグランジン仮説 松村人志
多振動体モデル(2振動体モデル)  伊藤洋

X.摂食障害の仮説 高木洲一郎

認知行動モデル 西川將巳
家族モデル 西園マーハ文
社会文化的モデル 高木洲一郎
精神力動モデル 舘哲朗
嗜癖モデル 鈴木健二
うつ病モデル 切池信夫

XI.アルツハイマー型痴呆の仮説 三好功峰

アルミニウム,鉄,亜鉛仮説 橋爪敏彦
アミロイド仮説 高梨葉子,笠原洋勇,牛島定信
タウ蛋白仮説 角徳文
プレセニリン遺伝子仮説 柴田展人,新井平伊
神経成長因子(nerve growth factor : NGF ) 頴原禎人

XII.その他

薬原性錐体外路症状に関する仮説 妹尾久,稲田俊也
悪性症候群の病態仮説 西嶋康一
催眠 中島節夫
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