メモリー・ドクター楽しく学べる物忘れ防止トレーニング（2006）（品切れ・オンデマンド販売）

記憶力を改善し、知力をアップする簡単な方法

脳のトレーニング・ドリルをやる前に！
脳を鍛えるドリルをただ繰り返すだけでいいのですか？
その記憶術、根拠のある方法ですか？
大切なのは、正しい記憶の仕組みを知って、記憶力をアップする効果的な方法を学ぶことなのです。本書では、科学的、医学的な根拠のある方法をわかりやすく解説します。楽しみながら実践できる、簡単なトレーニング法が満載です。

メイソン、スミス著　岩波明、川面知弘訳
定価 1,540 円（本体1,400円 + 税）　四六判　並製　232頁
ISBN978-4-7911-0605-9〔2006〕

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第一章　記憶とは何か

記憶のプロセス

　ロックンロール狂──ひとつの記憶モデル

　記銘

　貯蔵

　　作業記憶

　追想

記憶の筋肉を動かす

　●課題●　記銘

記憶の種類

　画家型か、歌手型か

　　言語性記憶／視覚性記憶

視覚情報と言語情報の変換

　●課題●　言語性記憶と視覚性記憶

まとめ

　

　

第二章　手始めに──現状認識と目標

記憶についての自己認識

　●課題●　記憶のテスト

記憶の目標を定める

　ステップ1──目標を述べる

　ステップ2──目標を達成可能な形に立て直す

　ステップ3──目標にアクションプランを組み込む

　　アクションプラン／修正した目標とアクションプランの統合

自分の努力に報いる

記憶についての認識善意の誤り

　

　

第三章　リラックスして覚える

記憶に対する不安の影響

リラックスすることの意義

再生のためのリラクセーション

　腹式呼吸

　●課題●　腹式呼吸

　緊張と弛緩漸進的筋弛緩法の短縮型

　●課題●　緊張と弛緩

　スランピング

　●課題●　スランピング

　映像化

　●課題●　映像化

まとめ

　

　

第四章　注意せよ！

受動的注意と能動的注意

　●課題●　受動的注意と能動的注意

注意の種類

認知エネルギーと疲労

WETT

　書き留める

　気を散らすものを取り除く

　休憩する

　タイミング

まとめ

　

　

第五章　情報の取り込みと取り出し

記銘

　リハーサル

　精緻化

　　感覚を含める／ストーリーをつくる

　映像化

追想

　連想再生

　状態依存記憶と文脈依存記憶

実際に試してみる

　

　

第六章　ハーブ、サプリメント、代替療法についての真実

イチョウ

エストロゲン

ビタミンE

ビタミンB群

ニンニク

コリンとレシチン

クルクミン

コエンザイムQ10

その他のハーブ剤や栄養補助剤

代替療法

　ワクチン

ハーブ剤や栄養補助剤を試してみるべきか？

　

　

第七章　記憶に影響を及ぼす処方薬

薬剤の副作用

記憶力を高める薬剤

　コリンエステラーゼ阻害薬

　　タクリン／ドネペジル／リバスチグミン／ガランタミン

　NMDA受容体拮抗薬

　　メマンチン

　麦角アルカロイド系薬剤

　　メシル酸エルゴロイド

　適応外薬

　　スタチン系薬剤／カルシウム拮抗薬／NSAIDs（非ステロイド性抗炎症薬）／抗生物質

記憶に悪い影響を及ぼす薬剤

　記憶に害をもたらしうる薬剤

　錯乱を起こしうる薬剤

まとめ

　

　

第八章　記憶の秘訣、コツ、ツール、方策

記銘のための実用的なヒント

効果的な再生のコツ

役に立つツール

不可欠な要素

　健康的なライフスタイル

まとめ

　

結び──将来の展望