統合失調症の予防は、可能か? この障害の発症リスクの高い人々へ認知療法に基づいた心理学的な早期介入を行うことが、きわめて重要となる。副作用の面、治療の受け入れやすさの面からも、薬物療法に代わる第一選択肢として効果が期待され、現在、予防医学の観点からもその必要性が言われている。本書では、早期介入における認知療法の適用について、理論的根拠と豊富な事例をもとに、臨床家にわかりやすく解説した初めての実践的ガイドライン。
フレンチ、モリソン著 松本和紀、宮腰哲生訳
定価
2,860 円(本体2,600円 + 税) A5判 並製 196頁
ISBN978-4-7911-0611-0〔2006〕