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統合失調症の早期発見と認知療法

-発症リスクの高い状態への治療的アプローチ-

統合失調症の早期発見と認知療法
統合失調症の予防は、可能か? この障害の発症リスクの高い人々へ認知療法に基づいた心理学的な早期介入を行うことが、きわめて重要となる。副作用の面、治療の受け入れやすさの面からも、薬物療法に代わる第一選択肢として効果が期待され、現在、予防医学の観点からもその必要性が言われている。本書では、早期介入における認知療法の適用について、理論的根拠と豊富な事例をもとに、臨床家にわかりやすく解説した初めての実践的ガイドライン。
フレンチ、モリソン著 松本和紀、宮腰哲生訳
本体価格 2,600 円 + 税 A5判 並製 196頁
ISBN978-4-7911-0611-0〔2006〕

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Contents
第 I 部 背 景
 第1章 早期発見の重要性
1 理論的根拠
2 治療より予防の優先を
 第2章 どのようにリスク群を発見するか
1 序 論
2 リスクを定義するための評価法
3 一般的評価法
4 リスク群への特異的評価法
5 オーストラリアグループ
 (1)精神病の危険因子(PACEアプローチ)
 (2)素因因子
 (3)状態因子
6 ドイツグループ
7 米国グループ
8 EDDIEアプローチ(イギリス)
9 リスク群発見のための評点ガイドライン
10 発見のプロセス
11 症例の発見
12 移行率
13 要 約
 第3章 どの介入戦略を採用すべきか
1 介入戦略
 (1)普遍的戦略(universal strategies)
 (2)選択的戦略(selective strategies)
 (3)徴候型戦略(indicated strategies)
2 どの介入を採用するか
3 要 約
第 II 部 精神病予防のための認知療法
 第4章 なぜ認知療法か
1 なぜ認知療法か
2 認知療法はどのような形式をとるべきか
3 個人認知療法
 (1)認知モデルに基づく
 (2)概念図(formulation)に基づく
 (3)構 造
 (4)共有化された問題と目標
 (5)教育的
 (6)導かれた発見法(guided discovery)
 (7)ホームワーク
 (8)時間の制限
4 要 約
 第5章 治療契約
1 治療契約の原則
2 事 例
3 共同作業
4 治療契約における問題
5 要 約
 第6章 理論,アセスメントおよび概念図(formulation)
1 精神病発症を説明する認知モデル
2 アセスメント
 (1)面接の実施
 (2)生活史上の要因
 (3)信 念
 (4)薬物使用
(5)リスク
3 概念図(formulation)
4 要 約
第III部 ストラテジーの変更
 第7章 ノーマライゼーション
1 なぜ私たちは精神病症状をノーマライゼーションすべきなのか
2 パニックを起こすな-治療者へのメッセージ
3 パニックを起こすな-クライアントへのメッセージ
4 事例1
5 教育として情報をノーマライゼーションする
6 事例2
7 要 約
 第8章 代替的説明を考案し評価する
1 序 論
2 事 例
 (1)代替的説明の評価を助けるために役立つ質問
3 要 約
 第9章 安全行動
1 安全行動のアセスメント
2 安全行動を実験する
3 事例1
4 安全行動としての選択的注意
5 事例2
6 回避に対処するための活動スケジュールの作成
7 要 約
 第10章 メタ認知的信念
1 肯定的信念(positive beliefs)
2 否定的信念(negative beliefs)
3 メタ認知のアセスメント
 (1)メタ認知質問表
 (2)声の解釈調査票
4 治療的な意義
5 要 約
 第11章 「私は(人と)違っている」とその他の中核信念
1 中核信念の同定
2 中核信念の修正
3 事 例
4 その他の中核信念
5 要 約
 第12章 社会的孤立
1 ソーシャルサポートへのアクセス
 (1)ソーシャルサポートの喪失の例
 (2)奇妙な考えを保証する/考え出す他人の例
2 治療上これにどう取り組むか
3 事 例
4 要 約
 第13章 再発予防
1 なぜ私たちは再発予防を実施すべきなのか
2 実践的な適用
3 治療の青写真
4 要 約
 第14章 結 語
1 さらなるトレーニングとスキルの発展
2 将来の方向性
付 録
付録1 クライアント用概念図
付録2 代替的選択肢考案表
付録3 実験シート
付録4 週間活動シート
付録5 クライアント治療の理論的根拠
付録6 クライアント治療の理論的根拠
付録7 クライアント治療の理論的根拠
【著者紹介】
Paul French
精神病に発展するリスクが高いとみなされる人々に対する認知療法的介入を行っている専門家臨床チームのコーディネーターで、このチームはボルトン・サルフォード・トラフォード地区精神保健トラスト(Bolton, Salford & Trafford Mental Health Trust)を本拠にしている。

Anthony P. Morrison
マンチェスター大学心理学の教授であり、また、ボルトン・サルフォード・トラフォード地区精神保健トラストで、早期精神病の人々に対するケアの専門家プログラムのプログラム・コーディネーターをしている。

【訳者紹介】
松本和紀(まつもと かずのり)
東北大学医学部卒業。東北大学病院精神科、二本松会山形病院を経て、ロンドン大学精神医学研究所(IOP)に留学(Philip McGuire教授)。統合失調症の臨床研究および南ロンドンの早期発見・介入サービス(OASIS)について学ぶ。2004年、東北大学病院にてアットリスク精神状態に対する「こころのリスク外来」を開設。現在、東北大学病院精神科講師。

宮腰哲生(みやこし てつお)
東北大学医学部卒業。同大学病院精神科を経て、国見台病院に勤務。2002-2005年、ドイツ、フライブルク大学に留学。2005年、東北大学大学院精神神経学分野博士課程。
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