科学としての認知療法の可能性を、脳科学の最新の知見から考察する。認知療法的介入が、いかに脳・神経基盤に影響を及ぼすか? また、それが、症状の改善や効果の発現とどのような関係にあるのか? 新進気鋭の著者らが、脳科学をもとに、認知療法的介入が、統合失調症、うつ病、強迫性障害、パニック障害などにどう影響を及ぼすかについて、研究成果を紹介。併せて、編者が独自に提起する「パニック性不安うつ病」に対する認知療法的介入についての詳細な講演内容を収録する。
貝谷久宣編
定価
2,860 円(本体2,600円 + 税) A5判 並製 128頁
ISBN978-4-7911-0612-7〔2006〕