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精神科急性期治療病棟
急性期からリハビリまで
精神科急性期治療病棟は1996年の診療報酬改定で導入された包括病棟である。現在全国で200以上の病棟が認可され精神科急性期医療を提供しているが、どのような入院医療が提供されているのかについては不明な点も多い。本書は、大学病院では初めてこの包括病棟を取り入れた久留米大学病院の臨床・教育・研究の成果を、詳細に紹介した待望の書。
前田久雄編
定価
8,580
円(本体7,800円 + 税) B5判 上製 288頁
ISBN978-4-7911-0623-3〔2007〕
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Contents
詳細目次
第I 部 総論
第1章 精神科治療の段階性および階層性
第2章 大学病院における急性期病棟をめぐる諸問題
第II 部 入院治療
第3章 久留米大学病院における精神科急性期治療病棟の運営
第4章 急性期治療病棟における薬物療法(抗精神病薬を中心に)
第5章 急性期における薬物療法―抗うつ薬および睡眠薬―
第6章 久留米大学病院における抗精神病薬使用の調査研究
第7章 電気けいれん療法(ECT)―その適応と安全性を高める為に―
第8章 治療導入期における入院集団精神療法―急性期治療病棟での試み―
第9章 精神科急性期医療における心理教育
第10章 注意サインへの気づきを目的とした短期再発予防プログラムの実施
第11 章 心的外傷患者に対する入院治療の有用性:複雑性PTSD症例の治療経験から
第12章 大学病院精神科急性期治療病棟における合併症治療の現状と課題
第13章 大学病院の精神科急性期治療病棟における時間外電話対応及び受診状況
第14章 大学病院急性期治療病棟における看護の取り組み
第15章 急性期治療病棟におけるコミュニティミーティングの運営―「希望の声」の治療的活用―
第III 部 卒後研修プログラム
第16章 精神医学における科学性,知性,倫理性
第17章 精神科での卒後研修で求められるもの
第18章 久留米大学病院精神神経科における卒後研修システムの紹介と現状
第19章 急性期治療病棟における心理教育ミーティング―研修医の参加意義について―
第IV 部 入院治療以外
第20章 デイケアにおける精神科急性期治療病棟との連携
第21章 久留米大学精神科外来と急性期病棟
第22章 リエゾンと急性期病棟
第23章 久留米大学病院精神神経科病棟における臨床心理士の役割
第24章 デイケア通所患者の抗精神病薬使用の調査研究
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