諏訪・佐野メモリアルシンポジウム-抗精神病薬50年を振り返る
<復刻>第54回 日本精神神経学会総会宿題報告 諏訪 望 (1957年) 佐野 勇 (1958年)
50年前の1957年、日本精神神経学会において故諏訪・佐野両教授が重要な宿題報告をされ、これが精神薬理学という新たな学問の幕開けとなった。それを記念したシンポジウムの全容を掲載。わが国の精神科薬物療法の黎明期から現在、将来に向けて7人の先生の講演を収録。また諏訪・佐野論文を復刻掲載した。
定価
3,080 円(本体2,800円 + 税) B5判 並製 152頁
ISBN978-4-7911-0659-2〔2008〕
Contents
刊行にあたり 小山 司
諏訪・佐野メモリアルシンポジウム-抗精神病薬50年を振り返る
開会にあたって 小山 司
司会にあたって 栗原雅直
我が国における薬物療法の幕開け-北海道大学の場合- 山下 格
我が国における薬物療法の幕開け-Chlorpromazineの導入を中心に- 中嶋照夫
司会にあたって 三浦貞則
抗精神病薬の薬理-コンセプトとそのスクリーニングの変遷- 森本保人
第二世代抗精神病薬開発の視点から 村崎光邦
ご挨拶 武田雅俊
司会にあたって 山内俊雄
現状における薬物療法の理念-臨床的観点から- 久住一郎
精神科薬物療法における将来展望-基礎的観点から- 西川 徹
抗精神病薬療法の現状と将来-統合失調症を中心に- 八木剛平
<復刻> 第54回 日本精神神経学会総会宿題報告
諏訪 望:精神疾患の薬物療法――自律神経遮断剤を中心として.
佐野 勇:精神疾患の薬物療法――自律神経遮断剤を中心として.