まんが うつと向き合う

ユング心理学を用いたカウンセリング

著者は、中学３年のころから、自分がどうしてこんなにも周囲の元気な人と異なり、心を病んでしまうのか、と一人で悩んでいた。漫画家のアシスタントの職を失い、抑うつ状態と考えられるいろいろな症状に悩まされ、精神科診療所を訪れ、精神科治療とカウンセリングを受け始める。本書は、心理療法の場面でくりひろげられた、夢を介して行われた治療を、著者が今一度、マンガという著者自信に備わったすばらしい表現手法によって、文字通り描きだされたものである。

北洋子著

定価 2,530 円（本体2,300円 + 税）　A5判　並製　212頁
ISBN978-4-7911-0670-7〔2008〕

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はじめに　森本 章

第1章　うつの発症とこころの旅路へのはじまり　

「第1章　うつの発症とこころの旅路へのはじまり」について

第1章の解説　大住 誠

第2章　イマジネーションの海で家族の幻とたたかう

「第2章　イマジネーションの海で家族の幻とたたかう」について

第2章の解説　大住 誠

第3章　宝物を見つけて日常へ帰る

「第3章　物を見つけて日常へ帰る」について

第3章の解説　大住 誠

おわりに─ユング心理学を用いたカウンセリングで「うつ」と向き 合う　　大住 誠

あとがき