境界に生きた心子
いま、特に若い人に増えている境界性パーソナリティ障害。この障害を抱える女性のピュアでドラマチックな生き様を、彼女の恋人がハートフルに綴ったノンフィクション。激しい感情の荒波に晒されながら際限のない愛情を乞う彼女は、恋人を巻き込みながら千変万化の悲喜劇を日々繰り広げた。愛し続けたパートナーだからこそ描けた境界性パーソナリティ障害を抱えた人の姿。
稲本雅之 著
定価 1,650 円(本体1,500円 + 税) B6判 並製 224頁
ISBN978-4-7911-0693-6〔2009〕
Contents
一 プロローグ
二 愛の始まり
三 トライアングル──迷走の行方
四 天国と地獄
五 境界性パーソナリティ障害
六 万華鏡
七 苦しみ、いとおしく
八 心身の増悪
九 解離
十 分裂
十一 子供の人格の出没
十二 壊れて、笑って、そして……
十三 自死
十四 心の真実
十五 エピローグ
パ―ソナリティ障害