フィッシュ臨床精神病理学
精神医学における症状と徴候 第3版
DSM、ICDの登場以前より精神科研修と臨床実践を牽引してきた『フィッシュ臨床精神病理学』は、精神疾患の症状を簡潔に記述し心理機能の障害が示す多様な表現を明敏に説明する、記述的精神病理学の古典的名著である。本書は、改訂第3版としてパーソナリティ障害ほか多数の項目を新規追加し、フィッシュの臨床記述と精神病理学的洞察を新たな世代に示す。医学生や精神科医をはじめ、精神科臨床に携わるスタッフのための必須テキスト。
パトリシア・ケージー、
ブレンダン・ケリー 著、
針間博彦、
中安信夫 監訳
定価 4,180 円(本体3,800円 + 税) A5判 並製 260頁
ISBN978-4-7911-0731-5〔2010〕
Contents
第1章 精神医学的障害の分類
第2章 知覚の障害
第3章 思考と会話の障害
第4章 記憶の障害
第5章 情動の障害
第6章 自己体験の障害
第7章 意識の障害
第8章 運動障害
第9章 パーソナリティ障害