パーソナリティ障害 治る人、治らない人
「すべてのパーソナリティ障害が治療可能とは限らない。治せないパーソナリティ障害もある」――治療の成功可能性が高い患者とはどのような患者か?どの精神療法がパーソナリティ障害の適応可能性に改善をもたらすのか?
著者のマイケル・ストーン博士は長年にわたり、多くのパーソナリティ障害の研究・治療に携わっている。本書は、著者が自らの経験と豊富な知識から体系的に多くの事例を交えて提唱する画期的な書である。
マイケル・H・ストーン著
井上果子 監訳、井上果子、
田村和子、
黒澤麻美 訳
定価 4,290 円(本体3,900円 + 税) A5判 並製 456頁
ISBN978-4-7911-0742-1〔2010〕
Contents
第1章 パーソナリティ障害領域における治療適応性
第2章 精神療法適応可能性が極めて高い:境界性パーソナリティ障害
第3章 精神療法適応可能性が極めて高い:不安群と関連障害
第4章 精神療法適応可能性が中程度:境界性パーソナリティ障害
第5章 精神療法適応可能性が中程度:境界性パーソナリティ障害以外のパーソナリティ障害
第6章 精神療法適応可能性が低い:境界性パーソナリティ障害
第7章 精神療法適応可能性が低い:境界性パーソナリティ障害以外のパーソナリティ障害
第8章 治療可能性の瀬戸際にあるパーソナリティ特性
第9章 治療不可能なパーソナリティ障害