自分でできる認知行動療法
うつと不安の克服法
認知行動療法は、うつや不安障害の治療に極めて効果的で、薬物療法に勝るとも劣らない治療効果が医学的に証明されているサイコセラピー(精神療法・心理療法)のことです。認知行動療法の認知とは「考え」のことです。うつや不安を引き起こす原因となっている認知や悪循環を引き起こす行動のパターンを見つけ出し、それをよい循環に変えていくことで、症状を改善することを目指します。本書は、うつや不安に悩む人のために、自分一人で認知行動療法を行うワークブックとして、全く新しく作成されました。
清水栄司 著
定価 2,090 円(本体1,900円 + 税) A5判 並製 224頁
ISBN978-4-7911-0747-6〔2010〕
Contents
第1週 感情をとらえよう(感情点数課題)
第2週 自分をほめよう(自己肯定課題)
第3週 考えをとらえよう(確信度課題)
第4週 別の考えを見つけよう(別の考え課題)
第5週 思考変化記録表を完成させよう(思考変化記録表課題)
第6週 考えの3つのパターンに注意しよう(パターン注意課題)
第7週 くよくよと考え続けるのをやめよう(反すうそらし課題)
第8週 快い気分になる行動をしよう(行動活性化課題)
第9週 回避行動を別の行動に変えよう(回避行動変化課題)
第10週 不安階層表を言葉にしてみよう(不安階層表課題)
第11週 不安に慣れよう(曝露課題)
第12週 再発を防止しよう(再発防止課題)
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